高校教師が元教え子とドラッグを精製するという斬新なストーリーが話題となり、今年のエミー賞では作品賞にも輝いた大人気ドラマ『ブレイキング･バッド』。そのシリーズフィナーレが最高視聴率を更新し、有終の美を飾った。
2008年1月のプレミア放送では視聴者数わずか140万人だった本作だが、現地時間29日（日）に放送されたシリーズフィナーレでは視聴者数1030万人を記録！ 最終話の前週にたたき出した最高視聴者数660万人を大きく上回り、またまた記録を更新した。さらに、18～49歳層の平均視聴者数は670万人で、これは昨年夏に放送されたミッドシーズンのフィナーレ（シーズン5第8話）に比べ、なんと300％もアップしたのだとか。また放送局である米AMCにおいても、『ウォーキング･デッド』のシーズン3フィナーレ（1240万人）に続き、2番目に高い視聴者数となったという。
この最終話について、主人公ウォルター役のブライアン･クランストンは米Entertainment Weeklyのインタビューで「満足のいく最高のエンディングになってうれしい」とコメント。複数回にわたって監督も務めてきたブライアンも納得のエンディングとなっているようだ。
これほどファンの多いドラマが、人気絶頂のなか終わってしまうのは残念だが、ダラダラ続けるより、かえって潔いかも？ 日本でもこの最終幕を見られる日が待ちきれない！
『ブレイキング･バッド』シーズン1～3は現在Huluにて視聴可能。（海外ドラマNAVI）
Photo：『ブレイキング・バッド』
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