マーティン・フリーマンがジェイムズ・ジョイス賞を受賞 「ベネディクトとのケミストリーは○○みたいなもの」

大人気ドラマ・シリーズ『SHERLOCK シャーロック』のジョン・ワトソン役、そして映画『ホビット』シリーズのビルボ・バギンズ役で知られる英国人俳優マーティン・フリーマンが、ジェイムズ・ジョイス賞を受賞した。

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この賞は、英国ユニバーシティ・カレッジ・ダブリン(以下UCD)の文学歴史協会により、同分野で成功を収めた人に対して贈られる。これまでに、映画『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングや、同作でセルブス・スネイプ役を演じたアラン・リックマンなども受賞している。

10月5日(土)にUCDで行われた授賞式後には、特別イベントとしてトーク・セッションが行われ、マーティンから俳優になったきっかけなど、仕事に関するエピソードが語られた。

質疑応答の中で、『SHERLOCK』でのベネディクト・カンバーバッチとの共演について話が及ぶと、マーティンは「ベネディクトと僕には確かにケミストリー(化学反応)があるよね」と発言。さらに「それは、よい演技が生まれるということばかりではなくて...、間違いなくベネディクトは素晴らしい俳優だけどね。それよりもっと私的なものなんだ...、愛みたいな」と付け加えると、会場は一気に盛り上がった。

その後、あわてて「ああ!なんでこんな言い方しちゃったんだろう」と発言を反省し、さらに会場の笑いを誘うという、マーティンらしいユーモアを感じさせる一幕があった。

『SHERLOCK シャーロック』シーズン3は、英BBCにて放送予定。日本では、シーズン1&シーズン2がAXNミステリーにて毎週土曜10:00~放送中。(海外ドラマNAVI)


Photo: 『SHERLOCK シャーロック』
Colin Hutton (c) Hartswood Films 2010