『グレイズ・アナトミー』エレン・ポンピオ、続投の希望を示唆!? 「番組に感謝している」

現在アメリカではシーズン10が放送中の大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』。目下気になるのが、今シーズン終了後のオリジナルキャストの進退だが、すでに今年8月、サンドラ・オー(クリスティーナ)が番組降板を発表している。エレン・ポンピオ(メレディス)もサンドラの後に続くのではと懸念されているものの、彼女の降板の可能性は薄いかもしれないと米TV Lineが報じた。

オリジナルキャスト全員と番組との契約は、来年の夏で期限を迎える。エレンも同様であるが、彼女自身は『グレイズ』への出演に満足しているという。米New York Postでの最新のインタビューに応えた彼女は、「俳優にとって、隣の芝は青く見えるもの。でも私はそうは思いたくなかった」と明かした。「私にはすばらしい生活がある。スタジオから5分の場所に自宅があるし、ハンプトンズやマリブに別荘がある。美しい娘がいて、彼女の顔を毎晩見ることができる。それらはすべて、『グレイズ』をやめていないから実現していることよ」と幸せな生活を送ることができるのは番組のおかげだと語り、感謝の意を示した。

『グレイズ』の初期には、番組でも人気のあったメインキャストと番組側との、ドロドロの降板劇を目にしたエレン。イザイア・ワシントン(バーク)やキャサリン・ハイグル(イジー)の降板について言及し、「ショックだったわ。急に人気者になって多額の報酬がもらえると、物事は自分の手に負えなくなる。イザイアやキャサリンの揉め事が大きくなくなってきた時、私は仕事に集中し始めたわ。ボストンで労働者階級の家庭で育ってきたからだと思う。周囲のゴタゴタに目を向けないようにしたの」と当時の心境を率直に明かした。

常に自分を持ち続け、落ち着いた姿勢で仕事に臨んできたエレン。彼女の番組続投が実現することを期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:エレン・ポンピオ
(c)ABC Studios