『ドクター・フー』クリスマス回、英国で最もよく観られたドラマに

英BBCで12月25日(水)に放送されたクリスマス・エピソードは、当日、英国で最もよく視聴されたドラマになった。

"11代目"とされるドクター役を演じたマット・スミスにとって、最後の出演回となった「The Time Of The Doctor」。Deadline.comなどが報じたところによると、視聴者数829万人、視聴率は30.7%シェアを記録し、ドラマとしては当日のトップについた(TV番組全体ではコメディ『Mrs. Brown"s Boys』に次いで第二位)。瞬間視聴者数がピークに達したのは最後の数分間で、1020万人を記録している。

英国では放送と同時期、大荒れの天気のため数多くの家が停電となったにもかかわらず、昨年のクリスマス・エピソードが記録した759万人を大きく上回る成績となった。

放送終了後、マットは番組公式ツイッターで「『ドクター・フー』の世界を愛するファンの方々へ。応援していただいて本当にありがとうございました。みなさんは最高のファンです。これからみなさんの声援を懐かしむことになるでしょう。そしてあの熱狂の日々も」とコメントを出している。

新たなドクター役に選ばれたピーター・カパルディ(『官僚天国!~今日もツジツマ合わせマス~』)が主演を務めるシーズン8は、英国で2014年秋に放送される予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ドクター・フー』
(c)BBC 2008