【ややネタばれ】『NCIS』新レギュラーのエミリー・ウィッカーシャム「ファンに受け入れてもらいたい...」

現在、全米でシーズン11を放送中の『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』。既に当サイトでもお知らせしたように、ジヴァ(コート・デ・パブロ)に代わる新たな女性キャラクターとして登場するのが、エミリー・ウィッカーシャム(『ブリッジ~国境に潜む闇』)演じるNSA(国家安全保障局)のやや風変わりな分析官エレノア"エリー"・ビショップだ。そんなエミリーが現在の心境を語っている。

(以下、シーズン11でのエリーの役どころなどに触れています。ネタバレなど気になる方はご注意ください)

米TVGuide.comのインタビューに対してエミリーは「エリーのちょっとおかしなところが大好きなの。それに彼女の賢いところも気に入っているわ」と、自身の演じるキャラクターについてコメント。さらには「エリーはもの凄く自覚が足りないの。自分の思考に浸り過ぎるせいで、ぼーっとしている感じ。一人で仕事をすることや自分の頭の中だけで考えていくことに慣れきってしまっているから、社交的な意味では、変な風にズレているように見えるんだと思うの。でも、それが彼女のやり方なのよね」と語り、ジヴァとは全く違った新しい女性キャラになることを明かしている。

出演が決まった当初、ジヴァに代わりチームに加わることに対して萎縮していたというエミリー。「コートは『NCIS』で素晴らしい役割を果たしていたわ。その穴を埋めるのは大変なことだと思うの。だから本当に(最初は)ナーバスになったし、今でもそう。でも、この作品に出演できることにも、チームの一員になれたことにも興奮しているわ。『NCIS』のみんなと一緒に仕事ができて本当にうれしいの」と、本作に出演するプレッシャーとそれ以上の喜びについて語っている。

現在は特定の事件の捜査のためにNCISに出向いているという設定だが、今後の展開についてエミリーは「エリーがギブスのチームの一員になるかは、様子を見てみないとね...」とコメント。「チームのメンバーとして働けるということで、エリーは凄く喜んでいると思うの。(エリーは)3人の兄と一緒に育っているから、男性が周りにいる状況にも慣れているわ。ギブスとの関係性も、エリーにとって彼は"師"のようであり、父親的な存在。いろんな意味で尊敬していて、認められたいと思っているの」と、ギブスチームに加わる可能性を示唆している。

今のところ、シーズン11でエリーが登場するエピソードは4話放送されているが、この新たなキャラクターを受け入れるかどうか様子見をしているファンも多いという。米TVGuide.comでは、エリーという新しいキャラクターについて3択のアンケートを実施しており、1月10日(金)現在の結果では、
1.ファンになった 30%
2.だんだん好きになってきている 10%
3.ファンではない 60%
と、厳しい結果も出ている。
こういった状況についてエミリーは納得しているようで「凄く理解できるわ」とコメント。「新しい人が途中から入ってくると、変な感じがするものだと思うわ。でもエリーという人は、良い仕事をしたいと思っていて、とても意欲がある。そして、チームの一部になれるということをただ嬉しく思っているだけなの。視聴者がエリーを受け入れて、彼女の存在を喜んでくれるようになってほしいわ」と、前向きに語っている。

エミリーが演じる変わり者のNSA分析官エリーが、今後、本作とNCISチームでどのような活躍を見せてくれるのか期待したい。(海外ドラマNAVI)

Photo:エミリー・ウィッカーシャム
(c)IMDB