『クリミナル・マインド』の死体役に変身するまで

人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』に出演することになった米TV Guideの記者ロビン・ロスが、死体役としての変身が完成するまでの過程を明かしている。

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2005年に米CBSで放送スタートして以来、本作のファンだったというロスは、撮影セットに招かれ、死体役に挑戦しないかと誘われたとき迷わずそのチャンスに飛びついたという。

提案を受けて数週間後、衣装を着替えたロスは、シーズン1からメイクアップ・アーティストを務めるベテランのデイン・ジョンソンの前に座り死体に変身するときを待っていた。ジョンソンが最初に「今日どんな風に"死にたい"?」という質問を投げかけたという。ロスがその質問に戸惑っているうちに、ジョンソンは"絞殺"と"刺殺"のコンビネーションを彼女の死因に決定。スタッフからこれまでのエピソードでは、服を脱いでセロハンを巻きつけられた状態で野外の現場に置き去りにされた"被害者"もいたと聞かされていたロスは、そういった死に方ではないことに安心したという。

死体役への変身は、想像したよりもずっと素早く終わり、気づかぬうちに見るも恐ろしい姿にされていたロスは、自ら死体安置所のセットにむかった。そして、白い布をかけられた状態で横たわり、ただちにスチル写真カメラマンのディーン・ヘンドラーによって本作で使用されているお馴染みの"ケース・ファイル"用の撮影が行われたという。ロスは死体役を演じるのは簡単なことではないが、現場に同僚が同行してくれていたことで精神的なサポートになったとコメントしている。(海外ドラマNAVI)


Photo:『クリミナル・マインド FBI行動分析課』
(c)ABC Studios