【ネタばれ】『クリミナル・マインド』 最も印象に残った犯人10! <中編>

現在、米CBSでシーズン9を放送中の、大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課(以下:クリマイ)』。WE GOT THIS COVER誌では、第200話の放送を記念し、これまでに登場した凶悪な連続殺人鬼や誘拐犯、ストーカー、テロリストなどの中から、印象に残る10人をピックアップしている。

当サイトすでに紹介した前編に引き続き、中編として4人の犯人たちを紹介しよう。

(以下、シーズン8に関する内容が含まれるのでご注意ください!)

7.ジョー・スミス(エディ・シブリアン) シーズン3第2話

米国では偽名とも思われてしまいそうなほど一般的な名前を持っているジョーだが、連続殺人を犯すようになった理由や、自らの息子を犯行に巻き込む経緯など犯罪者としても、どこか異質。米国を震撼させたジェフリー・ダーマーが連続殺人を犯した地、ウィスコンシン州ミルウォーキーが舞台ということもあり、その話題がたびたび登場するが、ジェフリー・ダーマー同様に殺人鬼とは思えない整った顔をしているというのもジョーの特徴の一つ。

エディは、『サード・ウォッチ』のジミー・ドーティ役で知られるが、この他『アグリー・ベティ』や『CSI:マイアミ』、『リゾーリ&アイルズ』などにもゲスト出演している。

6.アダム・レイン(ブラッド・ドゥーリフ) シーズン8第10話

前編で紹介したサマンサ同様、"人形"に対する執着から犯罪者となってしまったアダム。しかし、彼の悲惨な過去や、それによって引き起こされている精神状態など、アダムもまた"悪人"とは言い切れなくなってしまう犯人の1人でもある。

映画『チャイルド・プレイ』シリーズでチャッキーの声を演じているアダムが本作の"人形"に纏わるエピソードで犯人役を務めているというのも、興味深いポイント。

5.メイソン・ターナー(ギャレット・ディラハント) シーズン4第25話・第26話

メイソンは、実際に殺人を犯した実行犯ではないものの、本作に登場した"悪人"の中でも際立った存在。被害者数や事件の内容といった点や、どこか後味の悪い結末を含め印象に残るエピソードの1つ。また、カナダ史上最悪といわれる連続殺人鬼ロバート・ピックトンの事件がモデルになっている。

ギャレットは『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のサイモン役や、『シングルパパの育児奮闘記』のバート役など、海外ドラマではひと癖あるキャラクターで活躍している。

4.ウィリー・ケスラー(ビル・タングレイディ) シーズン8第11話

産まれたときから、祖父に"殺人鬼"になると思われて育ってきたというウィリー。本作には、虐待されて育ってきたという犯人たちが多く登場しているが、その中でもウィリーが祖父によって与えられた呪縛はかなり特殊な部類。

いよいよ、後編では大本命ともいえるBAUチームをピンチに陥れた強敵が3人が登場する。(海外ドラマNAVI)

Photo:『クリミナル・マインド』
(c)ABC Studios