『クリミナル・マインド』 最も印象に残った犯人10! <後編>

現在、米CBSでシーズン9を放送中の、大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課(以下:クリマイ)』。WE GOT THIS COVER誌では、第200話の放送を記念し、これまでに登場した凶悪な連続殺人鬼や誘拐犯、ストーカー、テロリストなどの中から、印象に残る10人をピックアップしている。

当サイトすでに紹介した前編・中編に引き続き、BAUチームの最大の敵ともいえる3人の犯人たちを紹介しよう。

3."暗闇王子"ビリー・フリン(ティム・カリー) シーズン5第23話・シーズン6第1話

真夏の米LAで、電力不足による輪番停電の最中に起きた連続殺人鬼。暗闇の中で、さらに事件の起きた地域、被害者の年齢・人種に一貫性がないことから、LAを恐怖に陥れた凶悪犯。この事件をきっかけに、モーガン(シェマー・ムーア)と、地元刑事スパイサーの娘エリーの間には絆が生まれ、エリーは今後のエピソードにも登場することになる。また、このエピソードでJJ(A・J・クック)は犯人との交渉役を務めることになり、その活躍によって国防総省から仕事のオファーを請けるようになる。

ティムは映画『ロッキー・ホラー・ショー』のフランク・フルター博士役で知られ、近年ではアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』などの声優として活躍している。

2.フランク(キース・キャラダイン) シーズン2第13話・第23話

間違いなく、本作の中でもTOP3に入る凶悪な犯人の1人フランク。シーズン2第13話で初登場するまでは、その存在に気づかれていなかったが、ギデオン(マンディ・パキンソン)によれば、米国史上最も多くの被害者を出している連続殺人鬼とのこと。
また、以前のエピソードで「連続殺人犯は優秀なプロファイラーでもある」というセリフがあったが、フランクはその能力でギデオンに決定的な打撃を与え、ギデオンがBAUチームを去るきっかけをもたらす。

キースは、『デクスター ~警察官は殺人鬼』でもフランクという役名のキャラクターを演じているが、こちらはFBI捜査官という役どころ。

1.ジョージ・フォイエット"リーパー"(C・トーマス・ハウエル) シーズン4第18話・シーズン5第9話など

BAUチームを苦しめた殺人鬼といえば、"リーパー"なしには語れない。ホッチ(トーマス・ギブソン)にとって、BAUのリーダーとして初めて携わった事件であり、その後、BAUチームだけでなくホッチの家族をも巻き込み、忘れることができない犯人になる。
また、本作では回想シーンを含めこれまでに、5エピソードに登場するなど多くの犯人の中でも大きな存在といえる。

C・トーマスは、本作以外にも『ALPHAS/アルファズ』『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』『HAWAII FIVE-0』など数々の海外ドラマに出演しているが、そんな中でも本作の"リーパー"は印象的なキャラクター。

1~3位は、本作でも複数エピソードに登場しており、BAUチームにとってはいずれ劣らぬ強敵。これまでに登場した犯人の中で印象に残る10人を紹介してきたが、あなたの予想は当たっていただろうか!?(海外ドラマNAVI)

Photo:『クリミナル・マインド』
(c)ABC Studios