バカは22歳で卒業!? 40歳になったジュリエット・ルイスが過去を振り返る!

映画『ケープ・フイアー』でロバート・デニーロと共演し、若くしてアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなど、若手個性派女優として独特の存在感を放ってきたジュリエット・ルイス。ジュリエットといえば、駆け出し時代のブラッド・ピットの元彼女として、またドラッグの多用や奇抜な言動など、私生活でも何かと注目を集めたが、そんなジュリエットも40歳。若き日を振り返り、自分自身について米Peopleに語った。

「ブラピの彼女だったのも、ドラッグ中毒だったのもすべて過去の話。22歳だった頃のことはもう卒業よ。私は40歳で、成長もするし、過去からは抜け出すの」と話し、メディアがこれまで伝えてきた彼女のイメージは気にしないと一蹴したジュリエット。

「これまで私は内向的で、孤立していて、自分のことを話すことはほとんどなかった。私自身ですら自分のことが理解できなかったの」と語り、自己の表現はスクリーンでの演技や、ボーカルとして活躍しているパンクバンドでの音楽活動に限られていたという。

ここ数年は音楽活動に重点を置き、女優業からは遠ざかっていたジュリエットだが、最近ではメリル・ストリープ、ジュリア・ロバーツをはじめ実力派豪華キャストが競演する映画『8月の家族たち』に出演し、高い評価を得ている。また、カット・キャンドラー監督のインディペンデント映画『Hellion』やSXSWフィルム・フェスティバル参加作品の『Kelly & Cal』に出演するなど、女優業にも力を入れ始めた様子。

「感情が豊かで、しっかりとした過去を持つキャラクターを演じるのが好きなの。私の人生は中盤に差し掛かったけど、今は新たな章が始まったと感じているわ」と、自分の言葉で彼女自身を語り始めたジュリエット。ドラマ版『ザ・ファーム』やナイト・M・シャマラン製作の新作ドラマなど、ドラマ界でも演技の場を広げているので、今後の活躍を大いに期待したい。(海外ドラマNAVI)