『SHERLOCK』共同クリエイター、「ベネディクトは代役がきかない」

大ヒット海外ドラマ『SHERLOCK シャーロック』で共同クリエイター・製作総指揮・脚本を務めると同時に、マイクロフト役で出演しているマーク・ゲイティスが、主演のベネディクト・カンバーバッチ(シャーロック・ホームズ役)について、番組で唯一無二の存在であることを英Mirrorのインタビューで強調した。

『SHERLOCK』シーズン4の放送が2年後の2016年になる可能性は当サイトでも以前にお伝えしたとおり。今回のインタビューでは、ハリウッドでも成功したベネディクトの多忙極まるスケジュールが一つの要因となり、新シーズンの撮影がとても困難であるという状況を再び強調したマーク。その一方で、「もしベネディクトが明日バスの下敷きになったら、この番組は終わりだ」とコメントし、ベネディクトが代役のきかないほど重要な存在であり、彼なしでは『SHERLOCK』の製作はあり得ないと明かした。それは同じく映画やドラマに引っ張りだこのマーティン・フリーマン(ジョン・ワトソン役)にも同様に当てはまることであり、「ベネディクトとマーティンは僕らの番組のスターだ」と語った。

続けてマークは、「『SHERLOCK』はベネディクトをスターにした。彼は番組に感謝しているからこそ、もっとやりたいんだ」と話し、ベネディクトが決して『SHERLOCK』の撮影に消極ではないとコメント。「(ベネディクトもマーティンも)今や大スターではあるが、二人とも番組を続けたがっている。だから僕らは努力をしてスケジュール調整をする。それだけだ」と製作者として最善を尽くす姿勢を見せると同時に、「(シーズンの製作に)いつも2年かかってしまう。だけどもちろん、番組を早く届けたいと思っている」と気持ちを明かした。(海外ドラマNAVI)

Photo:『SHERLOCK』AXNミステリーにて5月6日(火)13:00~23:00 シーズン1&2一挙放送
Colin Hutton(c)Hartswood Films 2010 John Rogers(c)Hartswood Films 2010