『スター・ウォーズ』の"ディズニー化"を問うドキュメンタリー映画が製作

『スター・ウォーズ』シリーズが米ディズニーのもとで作られることは、シリーズの未来にどんな影響を与えるのだろうか? ――そう問いかけるドキュメンタリー映画が製作されることになった。

『THE PEOPLE vs. GEORGE LUCAS - EPISODE II』と題される本作は、アメリカで2010年に公開された『ピープルvsジョージ・ルーカス』の続編。前作は、旧三部作を心底愛するがゆえに、オリジナルに改変を加えた『スター・ウォーズ 特別篇』(1997年)や、プリクエル・トリロジー(エピソード1~3)の仕上がりに不満をもつ熱狂的なファンのコメント、並びに、ファン製作のパロディー映像などを取り上げて話題になった。

新作の製作からルーカスが身を引いたことは、彼の製作姿勢に日頃疑問を抱いていたファンを喜ばせたが、一方で、自分の人生を変えた『スター・ウォーズ』が"ディズニー化"することを心配する人たちも少なからずいるようだ。今回の続編は、そうした人々の声を紹介することになる。すでに公式サイトが設立され、『スター・ウォーズ エピソード7』(J・J・エイブラムス監督)と同じく、2015年12月にアメリカで公開される予定となっている。

『~エピソード7』がまだ製作中の今、"ディズニー化"の是非を早急に判断することはできないだろう。それでも本作は、シリーズの未来に向けてのファンの穏やかならぬ心境を描く、興味深い内容になりそうだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:DISNEY EXPO JAPAN 2014