"しびれるほどの天才"たちが大活躍するドラマシリーズ!Huluに大集合!

「しびれるほど仕事ができる」「しびれるほど運動神経がよい」「しびれるほど頭脳明晰」「しびれるほど男に取り入るのがうまい」あなたは、"しびれるほどの天才"に出会ったことはあるだろうか?

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言うまでもないが、天才とは、生まれつき備わっている人並みはずれた才能を持つ人のこと。海外ドラマを観ていると、"しびれるほどの"という表現がつくような常軌を逸脱した天才キャラが多く登場する。今回は、そんなキャラ達に出会える作品を紹介していこう。

1.『ビッグバン・セオリー』
IQ187の超潔癖型天才のシェルドン・クーパー(ジム・パーソンズ)

 

まず、はじめに、その神的リアクションに笑わずにはいられない愛すべき超天才キャラを紹介しよう。『ビッグバン・セオリー』はカリフォルニア工科大学に勤務する4人の研究者たちのオタクライフを面白おかしく描いた人気コメディシリーズ。レーザー技術などを研究するレナードや応用物理学を研究するハワード。インド出身で、素粒子論的宇宙論を研究するラージなど、個性豊かな天才オタクたちがそろう。中でも、物理学博士のシェルドンは、IQ187の天才頭脳をもつ、奇跡の天才である。11歳のときに大学に入学し、その後ドイツに留学。16歳で博士号を取得するなど、他の3人と比較してもその差は一目瞭然である。

極度の潔癖症でスケジュールどおり物事が進むことに快感を得るシェルドン。ルームシェアするレナードに「同居協定」を突き付け、「歯医者への送り向かいをすること」、「第三者を宿泊させるときには、1週間前までに事前申請書を提出すること」など、100を超える細かい項目が書きしめされている。もちろんすべて暗記しており、レナードが一つでも破ろうものなら、「同居協定第9条、8項目の〇〇に君は違反している」と、指摘され、厳しく追及される。

自宅ではソファに自分の定位置があり、他の誰か知らずに座ろうものなら、大騒ぎし、大変な事態に陥る。なんでも、冬は暖房からの温かい風が直接ではなく間接的にあたる、夏は窓からの風の通り道になる、という理由でその席がいいらしい。365日、毎日、毎食の食べるものが決まっていて、1つでも違うと発作を起こすという徹底ぶり。

「天才」と「クレイジー」は紙一重と言わんばかりの狂人ぶりを存分に発揮するシェルドン。人間を逸脱した、超潔癖症、超皮肉屋、超ナルシスト、超理論派、だけどちょっぴり人情に弱いシェルドン。初めは憎たらしいのだけど、不思議と観ているうちに彼の奇行のとりこになってしまい、釘づけになってしまう。

シーズン5では、シェルドンに初めての彼女ができる。シェルドンに初めて芽生えた「嫉妬」、そして女性との特異なつきあい方など、また違ったシェルドンに出会える。ぜひ注目して観ていきたい!

2.『クローザー』
スイーツ依存症の名事件解決人のブレンダ・ジョンソン(キーラ・セジウィック)

 

次に紹介する天才は、どんな難事件も解決させる尋問のプロ、女性刑事ブレンダ・ジョンソンだ。彼女は、ロス市警の殺人特捜班で活躍する女性チーフ。CIA仕込みの尋問を武器に、数々の難事件を見事に解決する、「クローザー(事件を終わらせる人)」である。

男性が多く活躍する刑事社会で、女性班長として活躍するブレンダ。規律を重んじそれを部下たちにも強要するため、周囲からは堅物だと疎まれる。しかし、彼女には事件を解決させる並外れた能力がある。誰よりも働き、確実に事件をクローズさせる、名クローザーなのだ。仕事に厳格すぎるあまり、ろくに休みもとらず、強制的に休ませた日にも、「事件はどうなっているの?」と電話でしつこく確認したりと、面倒な一面を見せながらも、ストレスがたまるとスイーツを食べずにいられなかったり、感情的になったりと、女性らしい一面も持っている。

ブレンダの実にスマートな事件解決能力にしびれることがしばしばありながら、彼女の夫を気の毒に思うことも。ブレンダは、刑事仲間のハワードと結婚に至るが、親友との最高の結婚をした後も仕事優先。観ているこちらは、どうかハワードが愛想をつかしませんようにと祈る一方。

ファイナルであるシーズン7では、凶悪な事件の数々に手を焼くブレンダ。彼女は最後まで「クローザー」でいられるのか?最後の最後まで目が離せない!

3.『ダメージ』
泣く子も黙る、極悪非道な弁護士パティ・ヒューズ(グレン・クローズ)

 

最後に紹介するのは、リーガルドラマ界の天才、パティ・ヒューズだ。『ダメージ』は、勝利のためなら手段を選ばない極悪非道な弁護士パティ・ヒューズと、彼女の周囲で巻き起こる事件にフォーカスしたリーガル・サスペンスドラマ。パティ・ヒューズは、多くの難関な裁判を勝利に導いてきたことで有名な弁護士だ。アメリカの有力者とも通じており、業界では、手段を選ばない恐ろしい弁護士としても有名である。そんなパティ・ヒューズ率いるヒューズ法律事務所に新卒入社することになったのが、若手弁護士のエレン。エレンは当初、パティの期待に応えようとやる気でいっぱいだったが、しばらくしてパティの裏の顔を知ることになる。パティは、弱者を救う正義の弁護士と見せかけて、実際には勝利に異常なまでに固執する化け物だった。勝利のためなら、夫も、息子も切り捨てる。証拠だってねつ造する。本作は、エレンの目線から、パティの化け物ぶりが多く描かれている。

パティは、ただ違法な手段をとらなくても十分に有能な弁護士である。誰もが見落とす証拠に気が付き、訴訟を勝訴に導く弁護士能力、お金になりそうな案件に鼻が利く経営能力、あえて弱者サイドにつくPR能力、弁護士としても経営者としても有能な、まさに天才的人材である。
では、パティがそこまで"勝利"に固執するわけとは?

その謎こそまさに、ドラマの続きを見ずにはいられないところだ。自身があまりにも優秀すぎて、「敗訴」することを世間も自身も許せないのか?十分な富と名声を得て、愛する夫と息子、周囲の仲間を裏切って、一人ぼっちになってまで得たいものは何なのか?

あまりにも人並み外れた冷酷ぶりに、何が彼女をそうさせるのか、答えを知るまではこのドラマを見終えるわけにはいかなくなる。一度見たらやめられなくなる-これも策略なのかと思ってしまうぐらい、パティ・ヒューズワールドに引き込まれる。シーズン2では、これまでパティの犬だったエレンが、パティに無謀な復讐に挑み、シーズン3では、驚くべきメインキャストが殺害される。シーズン2&シーズン3は、シーズン1以上に、パティの冷酷ぶりが楽しめ、かつ、サスペンス要素が強くなる。ぜひ続けて楽しみたい。

"しびれるほどの天才"をテーマに、海外ドラマ3作品を紹介してきたが、あなたの興味をひく天才キャラはいただろうか?これらの"しびれるほどの天才"たちが活躍するドラマは現在Huluで好評配信中。シリーズものをノンストップでいっきに堪能できるのがHuluの便利なところ。秋の夜長は、海外ドラマを通じて、天才たちの奇行ぶりを目の当たりにしてみてはいかがだろうか?きっとハマること間違いなし!

★9月新シーズン追加!Huluで好評配信中!
『ビッグバン・セオリー』シーズン5
『クローザー』シーズン7
『刑事ジョン・ルーサー』シーズン1
『ダメージ』シーズン2
『THE TUDORS ~背徳の王冠~』シーズン3
『ロスト・ガール』シーズン2
★9月22日配信開始予定
『ダメージ』シーズン3


Photo:
『ビッグバン・セオリー』(c)Warner Bros. Entertainment Inc.
『クローザー』(c)Warner Bros. Entertainment Inc.
『ダメージ』(c)2009 Sony Pictures Television Inc. and Bluebush Productions, LLC. All Rights Reserved.