『Xファイル』デヴィッド・ドゥカヴニー、番組復活について「フルシーズンは年齢的に無理」

90年代を中心に人気を集め、今でも根強い支持を受けている『Xファイル』。その復活を検討するため、米FOXが主要関係者と協議中であることは、先日のニュースでお伝えしたとおり。関係者のひとりであるデヴィッド・ドゥカヴニー(モルダー捜査官役)が、USA Todayにてコメントした。

番組クリエイターのクリス・カーターや、スカリー捜査官役のジリアン・アンダーソンとともに、日程の調整が可能かどうか、FOXと話し合っているデヴィッド。本人は、「『Xファイル』を復活させて、ジリアンやクリスとまた一緒に仕事をするのはすごく楽しみ」と話しているのだが、何もかも昔のままというわけにはいかないらしい。

「早いうちに(番組復活は)実現すると思っているよ。どんな形式で何話作るのか、そのうちわかるだろう。フルシーズンをやるのは僕は無理だし、興味もわかないんだ。話数をしぼった形式になるだろうね。みんな年をとったので、フルシーズンをこなす活力はないんだよ」と、笑いながら話している。

ちなみにデヴィッドは、米NBCの新作ドラマ『Aquarius』で主演を務めるほか、初めて執筆した小説が来月に刊行予定。年齢的な理由のほかに、他のプロジェクトで忙しいという事情もあるのかもしれない。

というわけで、『24 -TWENTY FOUR-』と同じようにリミテッド・シリーズとして復活する公算の高い『Xファイル』。それでも、ファンから期待の目が注がれるのは間違いないだろう。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Xファイル』のジリアン・アンダーソンとデヴィッド・ドゥカヴニー
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