優れた脚本や脚色がなされた映画やTVに栄誉が与えられる米脚本家組合賞(WGA賞)が14日、ロサンゼルスとニューヨークで開催され、TVの部では米HBOの犯罪サスペンス『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』(脚本ニック・ピゾラット)が、ドラマ部門と新シリーズ部門ともに受賞を果たした。米TV Guideほかが報じた。
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『TRUE DETECTIVE』は昨夏、脚本と企画を担うピゾラットに盗作の疑いが投げかけられていたが、HBOはこれを完全否定している。こうしたスキャンダルもはねのけ、強さを見せつけて栄冠に輝いた。
ドラマ部門には、ほかに『ハウス・オブ・カード 野望の階段』『MAD MEN マッドメン』『ゲーム・オブ・スローンズ』『グッド・ワイフ』などのアワード常連組がノミネートされていたが、これらを抑えての受賞となった。
また、コメディ部門では、FXの『Louie』(脚本パメラ・アドロン,ルイス・C・K)が受賞。同作は、シリーズで特に優れた1話を選ぶエピソード賞も同部門で勝ち取った(脚本ルイス・C・K)。ドラマ部門のエピソード賞は、『グッド・ワイフ』シーズン5の16話となる「The Last Call」 が受賞した(脚本ロバート・キング、ミシェル・キング)。
なお映画の部では、『グランド・ブダペスト・ホテル』(脚本ウェス・アンダーソン、ヒューゴ・ギネス)がオリジナル脚本賞を獲得。脚色賞には、ベネディクト・カンバーバッチ主演の『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』(脚本グレアム・ムーア)が受賞の栄誉に輝いた。
『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』は、3月21日からスターチャンネル3にてシーズン1の再放送が予定されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『TRUE DETECTIVE/二人の刑事』
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