Hulu&日テレ、唐沢寿明主演でドイツの人気ドラマをリメイク!

ビデオ配信サービスのHuluと日本テレビが、ドイツの人気シリーズ、『DER LETZTE BULLE/(英題:THE LAST COP)』の日本版を製作することを明らかにした。米Varietyほか、内外のメディアが報じている。

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『DER LETZTE BULLE』はドイツで2013年までにシーズン5が製作された大ヒット犯罪ドラマで、リメイク版がすでにフランスやエストニア、ロシアなどで製作されている。日本では日本テレビがドイツのRed Arrow Internationalよりリメイク権を取得。子会社であるHuluが初めてのオリジナル・コンテンツ製作に挑戦する。

日本版のタイトルは『THE LAST COP/ラストコップ』とされ、大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語~』、TVドラマ『白い巨塔』などで知られる実力派俳優、唐沢寿明が主人公の京極刑事役に扮する。横浜中央署の熱血刑事、京極は1985年のある日、凶悪犯を追跡中、爆破事故に遭い、30年間の昏睡状態に陥る。2015年、突然昏睡から目覚めた京極は職場に復職するも、暴力・パワハラ・セクハラ満載の言動で時代とズレまくる。本作はそんな京極が巻き起こすドタバタ騒動をアクション・コメディータッチで描いた犯罪ミステリーだ。京極とバディを組むことになった草食系の刑事亮太(窪田正孝)や、後輩の鈴木(宮川一朗太)、鈴木と再婚していた妻の加奈子(和久井映見)らが脇を固める。

Huluコンテンツ制作部長の三枝孝臣氏はプレスリリースの中で、「今までにない試みに、Huluとして日本テレビと一緒に挑戦していきます。両社の強みを掛けあわせて、ひとりでも多くの方々にこの作品をお届けできればと思います」とオリジナル・コンテンツ第一弾への意気込みを語った。

米Huluは2011年に日本でのビデオ配信サービスを開始。その後、2014年に日本テレビが日本向けサービスの権利義務を獲得し、現在では100万人を超える加入者に月々933円(税抜き)の視聴料で19,000本にのぼる映画、ドラマ、アニメ、短編映画を提供している。

日本版『THE LAST COP/ラストコップ』は2015年初夏よりHuluにてネット配信、日テレにて放送される見通し。また、Huluは原作のドイツ版『DER LETZTE BULLE』全5シーズンを4月22日(水)より配信開始し、毎週水曜日に1話ずつ追加配信していく予定だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『DER LETZTE BULLE/(英題:THE LAST COP)』
(C)Red Arrow International (C)SAT.1