米Syfyで昨年から放送されていたサイエンス・スリラードラマ『HELIX -黒い遺伝子-』。アメリカで先月幕を閉じたシーズン2をもって、本作の放送が終了することが決まった。The Hollywood Reporterなどが報じた。
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『HELIX』は、謎のウィルスが蔓延した北極の研究所で、CDCから派遣された科学者チームが謎の解明に取り組む話。『X-ファイル』『LOST』の脚本を手がけたスティーヴン・マエダと、『バトルスター・ギャラクティカ』のロナルド・D・ムーアが制作総指揮を務め、ビリー・キャンベル、真田広之ほかが出演。シーズン1では放送時+録画視聴(3日間)の視聴者数280万人と、同局の新記録を打ち立てた。
そして、シーズン2は舞台を北極からジャングルの生い茂る島に移し、シーズン1では描かれなかった新たな病原体や、謎のカルト教団など新要素を投入。話題を呼んだが、視聴率の下降は止められず、フィナーレの視聴者数はシリーズ最低の44万人にまで落ち込んでいた。
そのため、『12モンキーズ』などのドラマの制作に力を入れ、新作の放送を多数控えているSyfyは、打ち切りの決定を下すことにしたようだ。
なお日本では、シーズン1のブルーレイ&DVDが、5月2日(土)、ソニー・ピクチャーズ エンターテイメントより発売開始。また、動画配信サービスのdTVにて、シーズン2の独占配信が5月1日(金)より始まっている。(海外ドラマNAVI)
Photo:『HELIX -黒い遺伝子-』シーズン2
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