ハリウッドを拠点に活躍する日本人俳優の尾崎英二郎の最新出演作となる独立系映画『LITTLE BOY』が4月24日(金)に全米公開を迎え、公開初日の興業収入135万5千ドル(約1億6千万円)を記録する好調な滑り出しで、独立系映画ながら全米興行ランキングに第8位で初登場した。
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本作は、第二次世界大戦中に戦地に向かった父を、無事に連れ戻したいと願って奮闘する小さな男の子ペッパー(ジェイコブ・サルヴァティ)と、その家族にまつわる愛情を描いた物語であり、アメリカ人、日系人、そして日本人にとって大切な歴史やテーマに向き合い、笑い、涙、冒険、癒しを与えてくれる温かな家族ドラマだ。
気になる尾崎の役どころだが、主人公ペッパーが精神的に成長するきっかけとなる、ストーリー上の大切な局面で、彼に勇気と希望を与える"英雄"を演じているという。さらに、日本出身の俳優ケリー・ヒロユキ・タガワが、戦時中という人種差別の激しい時代ながらもペッパーとの友情を育む日系アメリカ人ハシモト役を好演しているなど、日本とのつながりが深い作品となっている。
映画『Bella(原題)』でトロント国際映画祭観客賞を受賞したアレハンドロ・モンテヴェルデが監督を務めるほか、デビュー作『奇跡の海』でアカデミー賞ノミネートを果たし、最近では『博士と彼女のセオリー』でホーキング博士の妻ジェーンの母親を好演した女優エミリー・ワトソンや、映画『フィクサー』で同じくアカデミー賞助演男優賞ノミネート経験のあるトム・ウィルキンソンといった実力派俳優たちが主要キャストとして出演している。
日本での配給交渉も進んでいるという映画『LITTLE BOY』。ぜひ日本国内でも公開されることを期待したい。(海外ドラマNAVI)
Photo:映画『LITTLE BOY』
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