日本でもNHK総合テレビで放映され熱烈なファンを生み出した英国発のSFコメディ『宇宙船レッド・ドワーフ号』。2015年2月3日(火)には日本未公開となっていたシリーズ9とシリーズ10の日本語吹替版DVDが発売されたばかりだが、英国では続編となるシリーズ11&12の製作が正式に発表された。
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5月1日(金)~5月3日(日)に英国ノッティンガムでレッド・ドワーフの公式ファンクラブにより開催されたコンベンション「Dimension Jump XVII」。5月2日のキャスト・トークショーには監督・脚本のダグ・ネイラーとリマー役のクリス・バリーが出演し、ダグ・ネイラーから続編となるシリーズ11&12の製作についての正式アナウンスが行われた。製作は今秋より開始され、放送はシリーズ11が2016年、シリーズ12が2017年を予定しているとのこと。シリーズ10で復活した観客の前でのライブ撮影も行う予定で、ライブ撮影のチケットは今年の終わりに発売予定。また、詳細な説明は行われなかったが、舞台によるライブツアーも企画されているそうだ。主要キャストのクリス・バリー(リマー役)、クレイグ・チャールズ(リスター役)、ダニー・ジョン=ジュールズ(キャット役)、ロバート・ルウェリン(クライテン役)の4人は続投決定。その他のキャストについては検討中とのこと。
ダグ・ネイラーの正式発表に合わせて、同時刻に公式サイトでも新シリーズの製作決定のニュースが掲載され、その日のTwitterのトレンド入りも果たすなど英国での相変わらずの人気ぶりを示した。
日本ではNHK総合テレビでシリーズ8まで放映されたが、これを機会に日本未放送のシリーズ9&10を含めてテレビ放送の再開を願いたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:(左から)ダグ・ネイラー&クリス・バリー