奇数年の3月の第2または第3金曜日は、「Red Nose Day」と呼ばれるチャリティーの日。そこで米NBCが、貧困に生きる世界の子供達を支援する特別番組を製作して、5月21日に放送。番組内で、人気ロックバンドのコールドプレイが手掛けた『ゲーム・オブ・スローンズ』をパロったミュージカルナンバーが、キャストによって披露され話題を呼んだ。米BROADWAY.COMが伝えている。
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コールドプレイのクリス・マーティン、『モダン・ファミリー』にゲスト出演
個性豊かな3つの家族が織りなす大ヒットコメディ『モダン・ファミリー』に、イギリスの人気バンド、コールドプレイのフロントマンであるクリス・マーティンがゲスト出演することが明らかになった。米Hollywood Reporterらが報じている。 【関連記事】コールドプレイ、『ゲーム・オブ・スローンズ』をパロったミュージカルの…
七王国が玉座を巡って熾烈な戦いを繰り広げる大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は登場人物が多く、シーズンごとにメインキャラクターが殺されたり、登場人物の入れ替わりが激しい。そんな、劇中で命を落としたキャラクターへのトリビュートとして、コールドプレイが作曲した「A Man for All Seasons」をティリオン・ラニスター役のピーター・ディンクレイジが熱唱。そして、デナーリス・ターガリエン役のエミリア・クラークは、シリーズをパロディにしたレゲエ風のナンバー「Rastafarian Targaryen」を歌い、ジェイミー・ラニスター役のニコライ・コスター=ワルドーは、ピアノの弾き語りでメローな「Closer to Home」を録音。
さらに、ミュージカルナンバーのメイキングシーンでは、コールドプレイのクリス・マーティンが弾くピアノに合わせて、キット・ハリントン(ジョン・スノウ役)やリチャード・マッデン(ロブ・スターク役)、アルフィー・アレン(シオン・グレイジョイ役)にジョン・ブラッドリー(サムウェル・ターリー役)といったメインキャストが集結して大合唱を繰り広げた。
今回の特別番組用のミュージカル製作を機会に、もしかしたらミュージカル版『ゲーム・オブ・スローンズ』が、本格的にブロードウェイに進出なんていう展開が期待できるかもしれない。
現在、米HBOでシーズン5が放送中の『ゲーム・オブ・スローンズ』は、<第四章:戦乱の嵐-後編->のブルーレイ&DVDが6月17日(水)よりリリースとなる。(海外ドラマNAVI)