世界最大のインターネット映像配信ネットワークを提供するNetflix(本社:米国カリフォルニア州ロス・ガトス)の日本法人Netflix Japan(本社:東京都港区、日本代表:グレッグ・K・ピーターズ)は、2015年秋に日本でのサービスを開始することを発表している。
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この度、主演ブラット・ピット、監督・脚本デヴィッド・ミショッドの映画『ウォー・マシーン(原題:War Machine)』を、Netflixとブラット・ピットが代表を務める制作会社プランBが共同で製作することを発表し、2016年に全世界のNetflixで独占配信・劇場公開されることが決定致した。(日本での劇場公開は未定。)
故マイケル・ヘイスティングスのベストセラー「The Operators: The Wild and Terrifying Inside Story of America"s War in Afghanistan (原題) 」を原作とした映画『ウォー・マシーン』は、容赦ない破壊工作の功績により地位を築き上げ、アフガニスタン駐留米軍を指揮するまでに登りつめた軍事司令部将軍を主人公にしたアクション大作。「不可能」と言われた戦闘で勝利を掲げ、斬新且つ過激な戦法を取る軍事司令部将軍と、寄せ集めの指揮官や報道官たちは世界を相手に戦い続け、多国籍軍による難しい要請やワシントンにおける政治、そしてスクープを求めるマスコミたちと対峙しながら、戦場という過酷な場所でも人との結びつきを求め苦闘する姿がリアルに描かれている作品だ。
Netflixの最高コンテンツ責任者テッド・サランドスは「『ウォー・マシーン』は、"戦争は誰によって決定されているのか?"という内幕を暴く、刺激にあふれた物語です。ブラッドとデヴィッドは完璧な制作チームとして、エンターテインメント性に溢れ、今の時代だからこそ描けた、観るものを引き込む注目の映画を作り上げてくれるでしょう」とコメントしている。
また、ブラッド・ピットは「Netflixとこのようなエキサイティングな企画に関わることができ、また最先端のコンテンツ制作とそれを世界中の視聴者にお届けする機会に参加できることを非常に嬉しく思います」コメント。さらにデヴィッド・ミショッド監督は「これほど壮大で、複雑かつ常軌を逸した戦争兵器とそれにまつわる人間たちを描いた大胆な大作映画の制作に携われたことに、私としても身の引き締まる思いです」と制作への意欲を語った。
本作のクランクインは8月に予定されている。(海外ドラマNAVI)
Photo:Netflix