『バーン・ノーティス 元スパイの逆襲』のクリエイター、マット・ニックスが手掛ける犯罪サスペンスドラマ『銃弾の副作用』が、FOXチャンネルにて9月13日(日)より日本初放送される。
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本作の主人公は、1年前に幼い娘を病気で亡くし、心の傷を抱えた救命医ジョン(ジェイソン・オマラ)。ようやく穏やかな日常を取り戻しつつあったある日、彼は、路上で幼い少年が銃撃される現場に遭遇。必死の思いで少年の命を救ったジョンだったが、自らの正当防衛のためその場にあった銃を手に取り、現場に戻ってきた容疑者の車に発砲。一連の出来事は、彼をあまりにも皮肉な運命へと導いていく...。
本作の大きな見どころは、医療現場を舞台にしながらもクライム・サスペンスの要素を巧みに融合させ、新ジャンルを築き上げている点だ。運命のいたずらにより、次々と複雑な状況下に立たされていくジョンをはじめ、彼と対立しながらも共犯者になっていく破天荒な看護師グレッチェン(ジェシカ・ゾア)や、娘を亡くして以来、夫婦間のわだかまりに悩まされる妻サマンサ(ベス・リースグラフ)といった、複雑な人間関係もストーリーの鍵となっていく。それぞれが抱えるトラウマよって起きる出来事が、さらなる問題を呼ぶ引き金になり、目に見えない相互関係が事態の行く先を大きく揺さぶることも。劇中で徐々に明かされていく、キャラクターの素性からも色濃いドラマ性が生み出され、観る者を惹きつけて離さない。
医療ミステリーと犯罪サスペンスの融合が、混乱の渦を生み出す『銃弾の副作用』は、FOXチャンネルにて9月13日(日)21:00より日本初放送スタート。(海外ドラマNAVI)
Photo:『銃弾の副作用』
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