2006年の映画『プラダを着た悪魔』で、恋に仕事に奮闘しながらファッション業界でキャリアアップしていく主人公を等身大で演じ、世界中の女性の憧れの的となったアン・ハサウェイ。あれから9年、今度のアンが最新作『マイ・インターン』で扮するのは、ニューヨークのファッションサイトの社長ジュールズ。まるで『プラダを着た悪魔』の主人公のその後のような、すべてを手に入れた女性の新たな出会いと試練が描かれる。彼女が会社の福祉事業の一環で雇うことになる、40歳年上の"シニア"インターン、ベンをロバート・デ・ニーロが演じたことも話題を呼んでいる本作について、ジュールズを演じるアンが、実はオーディションを受けて役をもらったことを明かしている。
『レ・ミゼラブル』でアカデミー賞助演女優賞を獲得し、『ダークナイト ライジング』や『インターステラー』といった大作にも出演しているアンは、オーディションを受ける必要などないように思われるが、この役はどうしても演じたかったのだという。「オーディションを受けるのは怖かったけど、ジュールズ役をどうしても演じたかった。ジュールズはいつも肩に力が入っていて、重大な責任を一身に背負いストレスが溜まっているの。でもそれは(社長という立場ではなくても)女性なら誰でも経験する普遍的な気持ちだと思う。だからとてもやりがいのある役だと思ったのよ」とその理由を説明している。
監督・脚本・製作を担当するのはナンシー・マイヤーズ。『ハート・オブ・ウーマン』や『ホリデイ』で女性の心理を巧みに描いてきた女性監督が贈る感動のデトックス・ムービー、『マイ・インターン』は、10月10日(土)より、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『マイ・インターン』(C) 2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED