Netflix、日本でのサービスを開始

9月1日、Netflix創業者のリード・ヘイスティングスCEOが来日。また、Netflixオリジナル作品『センス8』で主演8人のうちの一人として登場した韓国出身の俳優ペ・ドゥナや、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』に出演したラヴァーン・コックス、ウゾ・アドゥバも登壇し、Netflix日本上陸を盛り上げた。

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ヘイスティングス氏は、「1992年に初めて日本に来た。その時は今のようにスマホもないし英語の案内も少なかった。東京の地下鉄で迷ってしまったよ。だけど、日本語訛りの英語で私に声をかけてくれた少し年配の方がいた。その人のおかげで無事にたどり着けたよ。今思えば、その人の名前を聞いておけば良かった。私はその時まだ30歳だった」と、初めての来日のエピソードを語った。そして「今こうして日本でNetflixのサービスを開始することができて、本当に嬉しい。日本のみなさんにもぜひNetflixのサービスを体験してほしい」とPRした。

Netflixは、1997年に米国で設立。翌年にはDVDレンタルと販売のサービスサイトとして運営していた。その後、2003年に初の黒字化を達成し、2007年よりストリーミングサービスを導入。現在は世界50ヵ国以上で6500万人を超えるユーザーを抱える、世界最大のインターネット映像配信サービス企業となった。2013年にはオリジナルのTVシリーズ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』などを製作。これらの今ではエミー賞ノミネートの常連となった人気作をはじめ、新作も続々登場している。

1日は、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のラヴァーン・コックス、ウゾ・アドゥバ、『センス8』のペ・ドゥナのインタビュー取材が行われたほか、ヘイスティングスCEO、同社コミュニケーション担当最高責任者のジョナサン・フリードランド氏、日本法人Netflix株式会社のグレッグ・ピーターズ社長、大崎貴之副社長らによるメディアセッションも実施された。また夜からは国立新美術館にてジャパン・ローンチパーティが開催され、先日Netflixでの映像化が決まった「火花」の著者である又吉直樹も登壇し、日本でのサービスインを盛り上げた。

『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のラヴァーン・コックスとウゾ・アドゥバ、『センス8』のペ・ドゥナのインタビューについては追って掲載していくのでお楽しみに。(海外ドラマNAVI)

Photo:リード・ヘイスティングスCEO(右端)