アカデミー賞監督ロバート・ゼメキスと、演技派ジョセフ・ゴードン=レヴィットが組んだ話題作『ザ・ウォーク』。第53回ニューヨーク映画祭に続き、10月22日(木)に開幕する第28回東京国際映画祭でもオープニング作品として上映される本作の特別映像が解禁となった。
【関連動画】解禁された特別映像はこちら!
1974年、ニューヨークのワールド・トレード・センター間を一本のワイヤーロープでつなぎ、高さ411m、地上110階の道なき空間に足を踏み入れて命綱なしの空中闊歩に挑んだ実在の人物フィリップ・プティ。本作は、それまで誰も思いつかなかった未知の世界にチャレンジした彼の姿を描いている。
今回解禁された特別映像には、フィリップ本人のように、見る者を驚かす映像が満載。超高層ビルの下から上へと高速でカメラが動いていくシーンから始まり、そのビルの屋上に上がったフィリップが隣のビルとニューヨークの街を見下ろす場面、ビルの端で片足立ちをする彼に雲の上から近づくカメラアングルなど、臨場感にあふれた驚きの映像がいくつも含まれている。
9月30日にIMAX3D劇場限定で全米公開された本作は、先日行われたニューヨーク映画祭で上映された際には、批評家から「ゼメキスの最高傑作」、「類を見ない映像体験」、「この作品のためにIMAX3Dは開発された」などと絶賛された。
タイムマシンで未来・現在・過去を行き来する少年の冒険を描いた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ、説明不能な体験をする宇宙飛行士を描いた『コンタクト』、仰天の操縦法で乗客の命を救った機長の是非を問う『フライト』などで、その映像はもちろん、数多くのメッセージも投げかけてきたゼメキス。第86回アカデミー賞で撮影賞・視覚効果賞を含む7部門に輝いた傑作『ゼロ・グラビティ』にもたとえられた本作の驚異的な映像は、特に必見だ。
『ザ・ウォーク』は2016年1月23日(土)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・ウォーク』
(C) 2015 Sony Pictures Digital Productions Inc. All rights reserved.