『ダウントン・アビー』マギー・スミス、「番組が終わって嬉しい」と発言

すでに最終章となるシーズン6の撮影が終わっている英ITVの大ヒットドラマ『ダウントン・アビー』。そんな中、全シーズンにわたって先代グランサム伯爵夫人バイオレット(ロバートの母)を好演してきた大御所女優のマギー・スミスが、撮影終了後の感想を語ったという。

英Digital Spyによると、マギーは本作が終了してどうやらホッとしているようだ。10月30日に放送された英BBCのトーク番組『グラハム・ノートン・ショー』に出演したマギーは「番組が終わって嬉しいわ。心からね」とコメント。「物語が終わる頃には彼女(バイオレット)は110歳くらいになっているはずよ。ずっと続けることはできないし、理にかなわないわ」とユーモアを交えて語ったという。

マギーは、『ミス・ブロディの青春』と『カリフォルニア・スイート』で2度アカデミー賞に輝き、映画や舞台で活躍する実力派女優。とはいえ、長編テレビドラマへの出演は『ダウントン~』が初めてだ。「世間の人たちが私の顔を覚えてくれたのは『ダウントン~』に出演してからよ。これこそテレビ効果ね」と、世界的な大ヒット作となった『ダウントン~』の出演を振り返った。

また、テレビ効果を実感したエピソードとして、こんな逸話も披露。「ある日、ウェイトローズ(英高級スーパーマーケット)にいたら、母親に連れられてレジに並んでいた男の子が私のことをじっと見ていたの。"何かご用?"と尋ねたら、"いえ、いいんです。すぐに放送を見られますから"って言うの。とっても嬉しかったわ」と買い物中のほのぼのとした一幕を明かした。

現在、本国イギリスでシーズン6が放送中の『ダウントン~』は、クリスマスの日に終幕を迎える。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ダウントン・アビー』のマギー・スミス
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