『ハンニバル』『クロニクル』脚本家がホラー・アンソロジーシリーズをSyfyで製作

『アメリカン・ホラー・ストーリー』(FX)、『Scream Queens(原題)』(FOX)、『TRUE DETECTIVE』(HBO)というように、シーズンごとに物語が完結するアンソロジーシリーズが目立つ米ドラマ界。米Syfyも、この流れに乗ることにしたようだ。ホラー・アンソロジーシリーズ『Channel Zero(原題)』の製作に、Syfyがゴーサインを与えたことを、米Hollywood Reporterなどが報じた。

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本作の製作においては、6話構成のシーズンが2シーズン作られ、2016年と翌年の秋、ハロウィンの時期に合わせて放送されるとのこと。

「Candle Cove」という副題が付くシーズン1は、ネット掲示板に寄せられた怖い話に基づくストーリー。80年代の不思議な子ども向けTV番組を思い出すことに取り憑かれた男が、子ども時代に起きた殺人や恐ろしい出来事はこの番組に関係していたのではないかと疑い始める。翌年放送されるシーズン2は別のストーリーが展開する予定だが、詳細は明らかになっていない。

パイロットの脚本は、『ハンニバル』の脚本に参加したニック・アントスカが手掛け、映画『クロニクル』の脚本/原案を担ったマックス・ランディスとともに製作総指揮も担当する。

今回の発表に際し、アントスカとランディスは「『トワイライト・ゾーン』から『テイルズ・フロム・ザ・クリプト(ハリウッド・ナイトメア)』に至る、実験的なホラー・SF作品を長年愛したファンとして、新たな世代に同じ体験を提供できることをとても喜んでいます。本作は、奇妙な物語によって同ジャンルの新たな領域を深く探索する大きな機会です」と述べている。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハンニバル』
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