『ウォーキング・デッド』製作者、『ブラック・スワン』脚本家とともにベストセラー小説をドラマ化

『ウォーキング・デッド』製作総指揮者のゲイル・アン・ハードが、ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルドによるベストセラー小説「レリック」と「殺人者の陳列棚」を、米Spike TVでドラマシリーズ化することになった。米Hollywood Reporterが報じた。

『Pendergast(原題)』とタイトルのついた本企画は、現代のニューヨークを舞台に、FBI特別捜査官ペンダーガストによる犯罪捜査を描く。百年前に起きた謎の事件を模倣した犯罪の捜査にペンダーガストは取り組むが、その犯罪は、彼自身の家族の暗い秘密にもつながっていた...というのがシーズン1のストーリー。ハードとともに製作総指揮を担い、脚本も手掛けるのは、映画『ブラック・スワン』の脚本に参加したジョン・マクロクリン。

ペンダーガストが登場する原作小説シリーズは、アメリカではこれまでに15巻が刊行されている。日本では、「レリック」は扶桑社、「殺人者の陳列棚」は二見書房から翻訳版が出ている。

これまでリアリティショーを中心に番組を編成していたSpike TVは、最近ドラマに力を入れ始めていることで注目されている。本企画のほか、先日お伝えした通り、キム・スタンリー・ロビンスン作のSF小説"マーズ3部作"をドラマ化するプロジェクトも進行しているところだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ウォーキング・デッド』シーズン6
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