『スポットライト 世紀のスクープ』レイチェル・マクアダムスが緊急来日決定!

カトリック教会の神父による児童への性的虐待を追った新聞記者たちの姿を描き、第88回アカデミー賞で作品賞・脚本賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』。本作の見どころの一つは、全米映画俳優組合賞(SAG賞)のキャスト賞受賞が示すように、豪華キャストが織りなすアンサンブル演技だが、その一人でありアカデミー賞で助演女優賞にノミネートされたレイチェル・マクアダムスが緊急来日することが決定した。

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真実を追ったボストン・グローブ紙の《スポットライト》チームの紅一点、サーシャ・ファイファーに扮したレイチェル。2004年の映画『きみに読む物語』のヒロイン役で一躍有名になった彼女は、ロバート・ダウニー・Jr共演の『シャーロック・ホームズ』、チャニング・テイタム共演の『君への誓い』、コリン・ファレル共演の『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』など数々の映画やドラマに出演。プロモーションでの来日はこれが初となる彼女は、本作公開翌日の4月16日(土)にTOHOシネマズ 日劇にて舞台挨拶を行う予定だ。

共演は、マーク・ラファロ(『アベンジャーズ』)、マイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』)、リーヴ・シュレイバー(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)ジョン・スラッテリー(『MAD MEN マッドメン』)など。

2001年の夏、ボストン・グローブ紙に新しい編集局長のマーティ・バロンが着任する。マイアミからやってきたアウトサイダーのバロンは、地元出身の誰もがタブー視するカトリック教会の権威にひるまず、ある神父による性的虐待事件を詳しく掘り下げる方針を打ち出す。その担当を命じられたのは、独自の極秘調査に基づく特集記事欄《スポットライト》を手掛ける4人の記者たち。デスクのウォルター・"ロビー"・ロビンソンをリーダーとするチームは、事件の被害者や弁護士への地道な取材を積み重ね、大勢の神父が同様の罪を犯しているおぞましい実態と、その背後に教会の隠蔽システムが存在する疑惑を探り当てる。やがて9.11同時多発テロ発生による一時中断を余儀なくされながらも、チームは一丸となって教会の罪を暴くために闘い続けるのだった...。

ピューリッツァー賞に輝いた真実の物語を映画化した『スポットライト 世紀のスクープ』は、4月15日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:レイチェル・マクアダムス
Photo by Kerry Hayes© 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC