『パール・ハーバー』監督、ヒロインの容姿について不満を公言していた!

2001年に公開された戦争大作映画『パール・ハーバー』でヒロインを演じたケイト・ベッキンセイルが、同作でメガホンを取ったマイケル・ベイ監督が、彼女の容姿について不満を公言していた事実を語っている。米E!Onlineが報じた。

英BBCのトーク番組『The Graham Norton Show』にゲスト出演したケイトは、ベイ監督について発言。「監督は、私の胸が頭より小さくて、金髪じゃないから気に入らなかったみたいなの。当時は、娘を生んだ直後で体重を減らしたばかりだったんだけど、役を貰ったらエクササイズするように言われたわ。私は、"1940年代の看護婦がそんなことするかしら?"って理解できなかったけど」と、監督に"太りすぎだ"と言われた事実に言及。

続けて、『パール・ハーバー』のプロモーション中にも、監督から容姿について非難されたことを打ち明けた。監督は、インタビュアーから出演者のベン・アフレックについて質問された時は、「彼とは以前にも仕事をしたことがあって大好きなんだ」と言い、ジョシュ・ハートネットについては「男っぽくて素晴らしい俳優だ」とベタ褒め。ところがケイトの番になると、「彼女は魅力的すぎないから、女性の視聴者に毛嫌いされない」と発言。監督はどこで宣伝活動を行った際も、何度も同じことを繰り返し言っていたという。

同サイトが当時のインタビュー記録を調べたところ、確かに監督はケイトの述べた通りの発言をしており、『タイタニック』でヒロインを演じたケイト・ウィンスレットまで例に挙げている。「ケイトはきれいだけれど、圧倒されてしまうような美人ではない。そっちの方が女性にはウケがいいんだよ」とコメントしているのだが、監督としては、「どちらのケイトも美人すぎないから、女性が感情移入しやすい」とポジティブな意味を込めて言ったのかもしれない。とはいえ、当のケイトは少し傷ついてしまったようだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:ケイト・ベッキンセイル
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