高層ビル街を疾走・跳躍するビデオゲーム「ミラーズエッジ」、TVシリーズ化の動き

米エレクトロニック・アーツ(EA)の人気アクション・アドベンチャーゲーム「ミラーズエッジ」が、TVシリーズになるかもしれない。

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米Deadlineが報じたところによると、『Big Brother(原題)』『The Biggest Loser(原題)』などのリアリティ番組を制作しているエンデルモス・シャイン・スタジオが、同ゲームをTVシリーズとして映像化する権利を獲得したという。

「ミラーズエッジ」は、高層ビル街を一人称視点で疾走・ジャンプする爽快さか魅力のゲーム。近未来のディストピア社会を舞台に、女性の主人公フェイスの活躍を描く。政府の監視の目を逃れながらメッセージを運ぶ「ランナー」と呼ばれる人々の一人で、優れた格闘スキルを持つフェイスは、複合企業の支配と戦いながら、社会全体を揺るがす陰謀に巻き込まれるというストーリー。2007年に家庭用ゲーム機やPC向けに発売されてヒットし、今年6月にはリブート版「ミラーズエッジ カタリスト」が発売される。

その映像化にあたっては、ゲームと同様、女性が主人公のアクションTVシリーズになるようだ。同スタジオのシャロン・ホール社長は、「『ミラーズエッジ』が世界のTV視聴者に向いたフランチャイズであることは明白。主人公は強い女性で、熱狂的なファン層が存在し、販売元EAと開発元EA DICEが確立した、世界的に有名なブランドとなっています」と述べている。

現段階ではまだTVシリーズ化が決まったわけではないが、今後の進展を楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:女性が主人公のTVゲームの映像化として、アンジェリーナ・ジョリーが主演した『トゥームレイダー』に続けるか?
(C)Albert L. Ortega/www.HollywoodNewsWire.net