『ARROW』ウィラ・ホランド、DCのTVと映画の差別化に不満を表明

米CWの人気ヒーローアクションドラマ『ARROW/アロー』で主人公の妹テアを演じるウィラ・ホランドが、現在企画&製作が進むDCの映画が、先に放送されているTVドラマとは全く異なるキャスティングをしていることに不満を漏らした。英Digital Spyが報じている。

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先週末にロンドンで開催されたコミコンで、ナイッサ・アル・グール役のカトリーナ・ローとともにインタビューを受けたウィラは、「映画とドラマを繋げることはマーベルがやっているわ。『エージェント・オブ・シールド』のチームが映画にも出演することでね。だから、私は少し困惑しているの。だって、映画とドラマを並行して描くことは可能で、もしそれができたならどれだけいいのかが分かっているから」と、同じアメコミのマーベルとは違い、DCは映画とドラマを完全に切り離していることに納得できていないことを打ち明けた。

ウィラは、新作映画『スーサイド・スクワッド』にも言及。『ARROW』ではシーズン2から「スーサイド・スクワッド」が登場しているが、映画では全く別のキャスティングが行われ、TVチームにネガティブな衝撃を与えたと明かした。「DCは(TVとは別で)独自の映画を作っていくと決めたから、私たちは自分たちのキャラクターを全く別の人が演じているのを見なければならない。そのことに、最初は少し怒っていたわ。そんな時、スティーヴン(・アメル)が「Justice League」の映画にグリーン・アロー役で出演するかもしれないと、グラント(・ガスティン)が映画でもフラッシュを演じるかもしれないと分かったの。それは当然のことだと思ったわ。でも、結局DCの答えは"No"だった。彼らは最初に私たちに仕事をくれた人たちだから、みんな、彼らと本当の意味で闘うことはできないのよ」

ウィラの発言通り、9月10日(土)に公開される映画『スーサイド・スクワッド』の顔ぶれは、『ARROW』に登場したチームとは全く異なる。さらに、2018年に公開される映画版『THE FLASH』で主人公フラッシュを演じるのはエズラ・ミラー(『少年は残酷な弓を射る』)に決定している。(海外ドラマNAVI)

Photo:ウィラ・ホランド
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