1990年から1996年の解散まで「Why Can"t I Wake Up With You」「Everything Changes」などのヒット曲を放ち、2006年に再結成された英人気グループ、テイク・ザット。そのメンバーで、ブロードウェイミュージカル『Finding Neverland』などの楽曲も手掛けているゲイリー・バーロウが、テイク・ザットの軌跡をミュージカルにする作品の構想を練っていると報じられていたが、ついにゴーサインが出たことが分かった。
英BBCによると、ついに動き出したプロジェクトは、ミュージカル用に書き下ろされた新曲ではなく、テイク・ザットのヒット曲を使用するジュークボックス・ミュージカルになるとのこと。そして、ミュージカルの出演者には、英BBC Oneのリアリティ・オーディション番組『Let It Shine（仮題）』を勝ち抜いた候補者がキャスティングされる予定だ。8週間にわたって繰り広げられるオーディションには、ゲイリーも審査員として参加し、カリスマ性とエンターテイナーとしての素質、ステージでの存在感などをもとに選出されることになる。
ゲイリーは新しい才能を発掘することについて、「1989年にマンチェスターからやって来た僕たちは、テイク・ザットを結成するために集まった5人組にすぎなかった。僕たちの成功の秘訣は、それぞれのメンバーが、グループに違う要素を持ち込んで生まれた化学反応のおかげなんだ。そのマジックを再現できるユニークなグループを作り上げるために、『Let It Shine』では、あらゆるタイプの人材を探すつもりだよ」と語っている。
ゲイリーは、映画『カレンダー・ガールズ』を下敷きにしたミュージカル『The Girls』でも楽曲を担当することが報じられたばかりで、2017年2月よりロンドンのフェニックス・シアターで開幕予定。テイク・ザットのミュージカルについても、続報が入り次第お伝えしていきたい。（海外ドラマNAVI）
Photo：ゲイリー・バーロウ
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