『プラダを着た悪魔』で恋との両立に悩みながらもニューヨークのファッション業界でキャリアアップしていく女性を等身大で演じ、世界中の女性の憧れの的となったアン・ハサウェイ。2006年6月30日に全米で公開された同作が先日10周年を迎えたことを受けて、アンがお祝いのコメントを画像共有サイトInstagramに投稿した。米Peopleが伝えている。
アンは、「人生が変わったってこと以外に言えることがあるかしら? ありがとう。そして10周年記念おめでとう!!」と、メリル・ストリープが演じた上司ミランダの動画にメッセージを添えて、代表作の10周年を祝った。
10周年記念に米Varietyからインタビューを受けたアンは、「オーディションを受けてはいないの。辛抱強くいる必要があったわ。第1候補ではなかったから」と舞台裏を明かした。実際、制作サイドは『きみに読む物語』のレイチェル・マクアダムスを第1候補に考えていたようだ。
その分、選ばれたことをマネージャーから電話で聞いた時は大喜びだったようで、「ニューヨークのアパートにいた時にエージェントから電話がかかってきたことを今でも覚えているわ。シャツを着ている途中で、腕を通しながら"どうしたの?"と尋ねたら、"あなたに決まったわ"と言われたの。着替えている途中だったけどリビングを走り回って、"『プラダを着た悪魔』の役を得られたわ!"と叫んでいたの」と、当時を振り返っている。
アンはその後、2008年の『レイチェルの結婚』でアカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされ、2012年の『レ・ミゼラブル』で同助演女優賞を受賞。さらには『アリス・イン・ワンダーランド』『ダークナイト ライジング』『インターステラー』『マイ・インターン』などの注目作に出演し、押しも押されもせぬ人気女優となった。(海外ドラマNAVI)
Photo:アン・ハサウェイ
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