『ビバヒル』シャナン・ドハティ、がんが進行していることを告白

2015年8月に乳がんであることを明かしたシャナン・ドハティ(『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』)に向けて、かつての共演者たちがエールを送ったことは先日お伝えした通り。そんな中、シャナンが病状について衝撃的な情報を明かしている。米Varietyが報じた。

情報番組『Entertainment Tonight』に出演したシャナンは、「乳がんがリンパ節に広がっているの。そして、他の場所へもがん細胞が散らばっていることが分かったのよ」と、がんが転移していることを告白。続けて、「今は化学治療を行っているところなの。その後は、放射線治療も受けるつもりよ」と、治療法についても説明した。

がんとの厳しい闘いが続くシャナンは、胸の内も率直に語っている。「一番怖いのは、何も分からないことね。化学治療や放射線治療の効果があるのか? この苦難を乗り越えられるのか? できたとして、再発する可能性は? 他のことは何でも耐えられるわ。痛みを感じることにも、胸を失って生きていくことにもね。心配なのは、自分のこれからがどうなっていくのかと、それによって愛する人たちにどんな影響を与えるかなの」

彼女はまた、SNS上に画像を投稿して話題を呼んだ、頭を丸めたことについてもふり返っている。2度目の化学治療を受けた後、髪の毛がまるでドレッドヘアにしたかのようにもつれてしまったので、ブラッシングしようとしたら突然抜け落ちたそう。「抜けた髪の固まりをつかんだまま、『私の髪が、私の髪が...』と叫びながら母のところへ走っていったわ」と、衝撃を受けた瞬間のことも包み隠さずに回想。その時、髪を剃ることを決めたのだという。そして剃っていく過程を公開した理由については、「ああしてさらけ出すことがベストだと思ったの。それに、あれで誰かに勇気を与えることができるかもしれない。がんを抱えながらの生活も、一人でも助けることができたと思えば、少しは楽になるもの」と話している。

化学治療の副作用であっという間に5キロ近く体重が落ちたことなど、辛い闘病生活についても打ち明けてくれたシャナン。状況は深刻だが、治療の効果が出ることを祈るばかりだ。(海外ドラマNAVI)

Photo:シャナン・ドハティ(写真は2016年1月のもの)
(C)Kazumi Nakamoto/HollywoodNewsWire.net