『クリミナル・マインド』を解雇されたトーマス・ギブソン、番組を訴える構え!

大人気犯罪捜査ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』のアーロン・"ホッチ"・ホッチナー役で知られるトーマス・ギブソンが、シーズン12の製作中に解雇されたとのニュースは、先日当サイトでもお伝えした通り。解雇を不服とする彼が番組を訴える構えを見せる一方、元共演者のシェマー・ムーアが一連の出来事に関連すると思われるコメントを発していたことが分かった。米E!Onlineなどが報じている。

トーマスは、シリーズの製作者/脚本家でもあるヴァージル・ウィリアムズと口論となり、彼に足蹴りを食らわせたとして、2エピソード分の出演停止処分を受け、その後に正式に解雇された。その処分に納得がいかないトーマスは、ロサンゼルスを拠点とする法律事務所の弁護士を雇い、番組側を訴える構えを見せているという。

そんな中、11シーズンにわたりデレク・モーガンFBI捜査官役でトーマスと共演していたシェマー・ムーアが、画像共有サイトInstagramに意味深な動画を投稿。現在は削除されている動画の中で、彼は「みんなも知っていると思うが、たくさんの噂が飛び交っているけど、そのゴシップは本当だ。僕は実際に見聞きしたし、"因果は巡ると信じている"とだけ言っておこう。良い出来事は、善良で誠実、勤勉かつ謙虚な人、そして人間の徳を信じている人に起こるんだ。自分が扱われたいように人を扱い、自分を大切にして恩恵に感謝すべきだ。そして、自分は他人より優れているなんて思わないことだね」とコメント。シェマーは誰のことか名前を挙げてはいないが、トーマスの行為に言及しているのではないかとメディアは伝えている。

トーマスは、シーズン12の第2話の撮影を終えた時点で解雇されたため、その後のストーリーが、どう展開されるのか気になるところだ。シーズン1から本シリーズを主要キャストとして引っ張ってきただけに、このような形で番組を去ることとなったことが残念でならない。(海外ドラマNAVI)

Photo:トーマス・ギブソン
(C)Manae Nishiyama/www.HollywoodNewsWire.net