『SATC』キム・キャトラルがアガサ・クリスティの「検察側の証人」ドラマ版に出演!

「ミステリーの女王」と呼ばれる推理作家アガサ・クリスティの短編小説「検察側の証人」が、英BBCでドラマ化されることは以前お伝えした通りだが、このほど、『SEX AND THE CITY』のサマンサ役で知られるキム・キャトラルが出演することが明らかになった。英Digital Spyが報じている。

このドラマは2時間のエピソードで発注されており、今年の後半には製作が始まる予定。同じくクリスティ著の「そして誰もいなくなった」が昨年三部作で放送され、800万人の視聴数を獲得して大成功を収めたことを受けて企画された。

物語は1920年代のロンドンが舞台で、金持ちの未亡人エミリー・フレンチの殺人事件を描く。すべての証拠は彼女から莫大な富を残されたレナード・ボールという青年が犯人であると示している上に、エミリーの家政婦ジャネットの証言があるにもかかわらず、レナードは断固として無実を主張。レナードの弁護士は彼のパートナーであるロメインに話を聞くが、彼女が思わぬ行動に出る...。キムが被害者のエミリーを演じるほか、レナード役で若手俳優のビリー・ホール(『Cider with Rosie(原題)』)、ジャネット役でモニカ・ドラン(『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』)、ロメイン役でアンドレア・ライズブロー(『ブラッド・ライン』)、レナードの弁護士役でトビー・ジョーンズ(『ウェイワード・パインズ 出口のない街』)が起用された。

撮影はリヴァプールで行われる予定。脚本はサラ・フェルプス(『カジュアル・ベイカンシー 突然の空席』)、監督はジュリアン・ジャロルド(『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』)、製作総指揮は『アガサ・クリスティ ミス・マープル』シリーズのダミアン・ティマー、マシュー・リードらが務める。(海外ドラマNAVI)

Photo:キム・キャトラル
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