スタートレック・ファンの期待を集めている新TVシリーズ『Star Trek: Discovery(原題)』(以下『DSC』)。本作の設定や配役などの詳細がまだ明らかになっていない中、製作総指揮を担うブライアン・フラーが作品の方向性についてヒントを明かした。
オリジナル・シリーズ『スタートレック(宇宙大作戦)』の放映50周年となる9月8日(木)、フラーはTwitterで次のようにツイートしている。「オリジナル・シリーズでお気に入りのエピソード『宇宙基地SOS(Balance of Terror)』は、『DSC』における大まかなストーリーの基本となっています」
フラーがここで明かした『宇宙基地SOS』とは、スタートレック世界においてクリンゴン人と並び、惑星連邦の宿敵となっているロミュラン人が初登場したエピソード。遮蔽装置で姿を隠し、連邦の前哨基地を破壊したロミュラン船と、宇宙船エンタープライズの手に汗握る戦闘を描き、今でも人気エピソードの一つとなっている。
フラーのツイートが具体的に何を意味しているのかは定かではないが、新シリーズの基本設定のヒントにはなりそうだ。
なお、新シリーズについてはこれまでに、「13話の連続ストーリーとなること」「オリジナル・シリーズの10年前の設定であること」「主人公はキャプテンではないこと」などを、フラーは明かしている。
『Star Trek: Discovery』は日本では2017年1月にNetflixで配信開始となる。(海外ドラマNAVI)
Photo:ブライアン・フラー
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