ジャスティン・リン監督とアレックス・カーツマン、"現代のロビン・フッド"を題材にパイロット制作

『HAWAII FIVE-O』『スリーピー・ホロウ』の製作総指揮を務めるアレックス・カーツマンと、『スター・トレック BEYOND』監督のジャスティン・リン。この二人が組んで、"現代のロビン・フッド"を題材にしたドラマ・パイロットを、米CBSに向けて制作することになった。

米Hollywood Reporterなどが報じたところによると、同パイロットはジェフ・マノー作の小説「A Burglar"s Guide to the City」が原作。すさんだ過去をもつ頭脳明晰な建築家に率いられたチームが、一人ひとり独自のスキルを駆使して、難攻不落の要塞に侵入。裕福な犯罪者から金を盗み、腐敗した体制に虐げられた人々に分け与えるストーリーになるという。

製作総指揮はカーツマンとリンが務めるほか、『SCORPION/スコーピオン』に参加したポール・グレロングが脚本・製作総指揮を担当。パイロットの監督はリンが務める。

パイロットが放送されなかった場合、制作スタジオとの契約でCBSは多額のペナルティを支払う義務が生じる。それだけパイロットの成功の見込みは高いとみなされているようだ。

なお、ロビン・フッドと同様、"現代版"を扱った企画は他局でも動いている。例えば、米FOXでは、"現代版のアーサー王"が主人公の犯罪捜査ドラマ、また、米NBCでは、チャールズ・ディケンズの小説の主人公"オリバー・ツイスト"を題材に、女性が主人公のドラマ企画が進行中だ。(海外ドラマNAVI)

Photo:
ジャスティン・リン Kazuki Hirata / HollywoodNewsWire.net
アレックス・カーツマン Kazuki Hirata / HollywoodNewsWire.net