『スノーピアサー』がドラマ化へ

ボン・ジュノ監督がメガホンを取った2014年のSF大作『スノーピアサー』が、米TNTにてTVドラマ化されることが分かった。『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』を手掛けたジョシュ・フリードマンがショーランナーを務める。米Varietyが報じている。

映画『スノーピアサー』は、寒冷化によって人類の大半が死滅した終末的未来世界を舞台に、全生存者を乗せて走り続ける列車の中で形成された激烈な階級社会のありさまと、やがて勃発する凄絶な反乱の行方を描いたSFサスペンス。主人公カーティス役のクリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカ』)をはじめ、ソン・ガンホ(『シュリ』)、ティルダ・スウィントン(『ドクター・ストレンジ』)、ジェイミー・ベル(『ファンタスティック・フォー』)、オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』)、ジョン・ハート(『魔術師マーリン』)、エド・ハリス(『ウエストワールド』)らが出演した。

TNTのオリジナル番組部門代表サラ・オーブリーは、「『スノーピアサー』は、ここ10年間でヒットした映画の中でコンセプトのオリジナル性が最も高く、TVシリーズというスタイルにとってもより深く追求できる多くのテーマを持った作品の一つです。TNTと(ドラマの製作を担う)トゥモロー・スタジオの関係が広がること、そして彼らが、人間が極端な世界に押し込まれる様を描いてくれることを楽しみにしています」と、コメントしている。

製作総指揮はフリードマン、『アクエリアス 刑事サム・ホディアック』を手掛けたマーティ・アデルスタインとベッキー・クレメンツ、そしてボン監督が務める。

アデルスタインとクレメンツがTNTの企画に参加するのは本作が3本目で、15日からスタートした『ダウントン・アビー』のミシェル・ドッカリーが主演を務める『Good Behavior(原題)』や、北欧発のヴァンパイア映画『ぼくのエリ 200歳の少女』のドラマ版でも製作総指揮を務める。(海外ドラマNAVI)

Photo:映画版『スノーピアサー』で主演を務めたクリス・エヴァンス
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