英BBCの大人気ミステリー『SHERLOCK/シャーロック』はかねてからシーズン4での終了が噂されていたが、そのきっかけはドラマを引っ張るあの俳優たちの不仲が原因だと英METROなどが伝えている。
劇中では親友同士であるシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンだが、演じているベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンの関係はドラマと同じ...とはいかなかったようだ。「ベネディクトとマーティンの関係は友達とは言えず、彼らは現場を離れれば一緒に過ごすことはない。彼らはプロで、お互いに対しても非常に礼儀正しいが、6年間も一緒にやってきたのだからと周りが思うような温かさがあるような関係ではない」と、関係者は二人の仲についてコメントしている。
今月1日、本国英国では本編としては2014年以来の3年ぶりとなる新シーズンがスタートした。昨年日本でも劇場公開された特別編『~忌まわしき花嫁』や、シリーズ最高の視聴者数を誇るシーズン3第1話「空の霊柩車」には及ばなかったものの、第1話の視聴数は810万人を記録し同日イギリスで放送されたTV番組として最高の数字を記録した。しかしながらその後視聴数は下降し、15日に放送されたファイナルエピソード(第3話「The Final Problem」)は590万人にとどまった。
ある関係者が英The Sunに伝えた情報によると、英国の俳優でありながらともに現在はハリウッドでも大成功しているベネディクトとマーティンの両者は、「また本シリーズに帰ってきたいという強い願望」があるわけではないと話しているという。(海外ドラマNAVI)
Photo:『SHERLOCK/シャーロック』
(C) Hartswood Films 2013