日本全国停止! ストレンジが魔術をかける『ドクター・ストレンジ』スペシャルイベント

世界中で大ヒットを記録しているベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベル・スタジオ最新作『ドクター・ストレンジ』。1月27日(金)の公開を間近に控えた19日(木)スペシャルイベントがシネシティ広場にて開催された。

イベントは、ベネディクトからのビデオメッセージ上映でスタート。そして、ゲストとして、『SHERLOCK/シャーロック』からベネディクトの声優を務める三上哲、エンシェト・ワン役の樋口可南子、ストレンジが唯一心を許す元恋人で女医のクリスティーン役の松下奈緒という吹替キャストが登壇。

まず、演じたキャラクターについて、三上は「今回の作品で、ドクター・ストレンジが苦しみながら修行をしてヒーローになります。ドクター・ストレンジ、新参者ですが、よろしくお願いいたします」と頭を下げて挨拶を行い、会場の笑いを誘った。次に松下は「クリスティーンは、ストレンジの良き理解者であり、心身共にずっと彼を支える、心の優しい芯の通った素敵な女性です。ストレンジとは常に心で通じ合っている、そんな存在でありたいなと、吹替をやらせて頂きました」と役どころと共に、声優初挑戦となった思いを語った。集まった多くのファンに興奮気味の樋口は「最初にお仕事を頂いた時に、予告編を見ただけで、とても面白い作品だと思いました。エンシェント・ワンは魔術のお師匠様なんですけど、スキンヘッドで美しくてカッコイイんですよね。吹替初挑戦という吹替1年生なので、技術は無いですけど、その分、気持ちはタップリと込めたつもりです。吹替版をぜひ見て下さい」と熱い気持ちを明かした。

ストレンジの魅力についての話しとなると、三上は「初めからヒーローではなくて、だんだんとヒーローになっていくところはすごく共感できますね。それと、ベネ様はマントがすごく似合っていて、劇中でマントとコミカルな掛け合いもあって、そこがすごく魅力的です」と、ストレンジ本人だけでなく、意思があるように動く浮遊マントもポイントして挙げた。松下は、一言「カッコイイ」と絶賛。続けて「吹替収録中の小さな画面で見てもカッコイイ。一緒にお芝居させて頂いている気持ちでいました。でも、カッコイイだけじゃなくて、上品さもあるし、人間味もあるので、そこが今までのヒーローとは違いますね」と演じるベネディクトについてもコメント。樋口は「ベネ様がこういうヒーローをやるのは初めてだと思いますし、普通のヒーローとは違って、修行をしながらヒーローに近づいていくという過程がたっぷり描かれています。魔術が上手くできなくて戸惑うシーンが人間らしいし、カワイイですね」とヒーローらしからぬ面についても説明した。

そして、時間を操ることができるストレンジにちなんだ魔術演出「日本停止! ドクター・ストレンジ・チャレンジ」というマネキン・チャレンジのコーナーへ。カウントダウンと共に、三上が魔方陣を手に持って、劇中さながらのポーズをとり、時間停止の魔術を実行。会場に集まった多くのファンだけでなく、全国5大都市で同時に行うという日本最大規模のチャレンジは、まさに壮観。しかも、チャレンジ前に樋口たちのメイクを直していたスタイリストが逃げ遅れて、そのまま一緒に実施するハプニングも発生し、会場は爆笑に包まれた。

イベント終了後、参加したファンは一足早く『ドクター・ストレンジ』吹替版を観賞。ファンにはたまらないイベントとなった。『ドクター・ストレンジ』は1月27日(金)より全国ロードショー。

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

Photo:『ドクター・ストレンジ』スペシャルイベント
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