2008年公開の『スラムドッグ$ミリオネア』で注目を集めたフリーダ・ピントが、先月末に開催されたアカデミー賞授賞式で用意された食事を利用してチャリティーを行った。米Konbiniが伝えている。
米Salonによると、フリーダは「Copia」という食料品調達のための資金を集め、地元の慈善団体に配布する活動を行っているアプリ会社と協力して今回のチャリティーを開催したという。食事はアカデミー賞授賞式のアフターパーティ「ガバナーズ・ボール」のために有名シェフのウルフギャング・パックが腕を振るったものが用意された。ガバナーズ・ボールでは毎年3000食が用意され、その多くが残飯として廃棄されているのだ。豪華なメニューにはオスカー仕様のサーモンや、キャビア付きのベイクドポテト、金粉がまぶされたポップコーンなどが含まれている。
フリーダは自身のSNSでCopiaの活動を宣伝し、800人以上の人たちに食事を提供することに成功した。「私たちの目標は、私たちが参加する大きなパーティやイベントを利用して、映画やTVの街であるロサンゼルスから空腹に苦しむ人をゼロにすることです」と米Vanity Fairでコメントしている。
アカデミー賞で残った食事は、授賞式が行われたロサンゼルスのドルビー・シアターから数キロ離れた場所で、『ラ・ラ・ランド』の撮影場所でもある地域のLGBTQコミュニティーセンターに寄付された。(海外ドラマNAVI)
Photo:フリーダ・ピント
(C)Julian Blythe/www.HollywoodNewsWire.net