『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』ラヴァーン・コックス、エリザベス・バンクスが手掛ける新シリーズへ出演

エリザベス・バンクスが手掛ける米ABCの新作コメディ『The Trustee(原題)』に、Netflixの人気ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のソフィア役で知られるラヴァーン・コックスが出演することが分かった。米Deadlineが報じている。

本作は、頑固で気迫あふれる女性警官イライザ・ラドリーと、刑期を終えて出所してきた英雄的な前科者アマンダ・ジョーンズを中心に描くバディ・コメディ。犯罪や罰に対する考え方が正反対の二人が、次第に非常に面白く良好的な協力関係を育む展開になるようだ。主人公イライザ役でメーガン・ラス(『New Girl ~ダサかわ女子と三銃士』)と、イライザの上司ティモシー・ウェイツ役でマイケル・カドリッツ(『ウォーキング・デッド』)の出演がすでに発表されている。このほど本作への出演が明らかになったラヴァーンは、もう一人の主人公であるアマンダ役を演じる。

今年、ラヴァーンはキャサリン・ハイグル主演の米CBSの新リーガルドラマ『Doubt(原題)』に出演していたが、このドラマはわずか2話の放送で打ち切りが決定。全13話分の撮影はすでに終了しているが、3話以降が放送されるかは未定という状態だ。ABCはアマンダ役のオーディションに難航していたところで『Doubt』の話を知り、すぐにラヴァーンへの出演オファーを出したのだという。

脚本を担当するのはジェイ・シェリック(『スマーフ』)とデヴィッド・ロン(『スマーフ』)。製作総指揮はエリザベスと彼女の夫マックス・ハンデルマン(『ピッチ・パーフェクト』)、ジョナサン・コリアー(『BONES』)が務める。監督はマイケル・エングラー(『Empire 成功の代償』)。

ラヴァーンは、アメリカのTV業界では初となる性転換したアフリカ系アメリカ人女優。『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』では自身と同じくトランスジェンダーのソフィア役でインパクトを残し、エミー賞にノミネートされた。(海外ドラマNAVI)

Photo:ラヴァーン・コックス(C)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net