『アイアン・フィスト』はNetflixで最も"イッキ見"されたオリジナルシリーズ

『デアデビル』、『ジェシカ・ジョーンズ』、そして『ルーク・ケイジ』に次ぐNetflixとマーベル・コミックス共同製作のオリジナルドラマシリーズ『Marvel アイアン・フィスト』。Netflixで配信されている他のマーベル作品と比べ、いまひとつ評論家からは高い評価を得ていない本作だが、実際のところ、視聴者の心はしっかり掴んでいたようだ。

米Screen Crushによると、Netflixからの正式な視聴データは未だ公開されていないものの、アメリカの調査会社7Park Dataの調査では配信初日に3話以上視聴した人の割合がNetflixの平均では46.9%だったことに対し、『アイアン・フィスト』は54.7%という高い数字を記録した。さらに、配信初日だった3月17日(金)においては、Netflixの全番組の中で本作の視聴率が14.6%を占め、同じくマーベルドラマの『ルーク・ケイジ』を12.8%、『デアデビル』シーズン2を13.8%も上回った。

以前当サイトでも触れたことがあるが、『アイアン・フィスト』は他のマーベルドラマと比べて批評家からの評価が芳しくなかった。しかし、主演のフィン・ジョーンズは「(批判には)複数の要素が絡んでいる。僕が言いたいのは、こうした番組は批評家のためでなく、ファンのために作られているということだ」とコメントしており、結果として彼の言う通り批評家の声は視聴者には関係なかったようだ。

7Park Dataのアナリスト、クリストファー・コビーは、「評論家のレビューとマス・アピールの関係は常に複雑なものです。70年代、80年代、90年代の各年代において、視聴数がトップでありながらゴールデン・グローブ賞やエミー賞といった賞レースでは評価を受けなかったドラマについて考えてみましょう。実際の視聴データは、評論家が優れていると考えるドラマと、視聴者が気にいるドラマが必ずしも同じにはならないということを示しており、『アイアン・フィスト』はその一例です」と、コメントしている。

『Marvel アイアン・フィスト』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『Marvel アイアン・フィスト』