ジェームズ・マカヴォイ、9年ぶりの来日!『スプリット』口外禁止のトークセッション

恐怖と緊張と興奮がスパイラルを織りなす、鬼才M・ナイト・シャマランの最新作『スプリット』。5月12日(金)の公開を前に、主演を務めるジェームズ・マカヴォイ(『つぐない』『X-MEN』シリーズ)とシャマラン監督が来日し、口外禁止のトークセッションが開催された。

本作をいち早く鑑賞したファンが待ちわびる会場に現れたジェームズと監督。「こんばんは。ジェームズ・マカヴォイです」と日本語での挨拶でセッションはスタート。監督も「私はナイトです。はじめまして! どうぞよろしく」と続けた。9年ぶり、2度目の来日となるジェームズは「今回は初来日の時とは違った時間を過ごしているよ。みんなフレンドリーだし、スタイリッシュな街だよね」と自身のInstagramに写真をあげていたように、日本滞在を楽しんでいることを明かした。一方のシャマラン監督は、どこに行きたいかを尋ねられると、「いい質問だね。実はコミック本屋に行きたいと思っているんだけど、誰かおススメの場所を知っているかな?」と観客に問いかける一幕も。

毎回、手掛ける作品で観客を驚かせてきたシャマラン監督だが、「ミステリーやスリラー系の脚本を書くんだけど、そうすると主人公がどっちの展開に進んでいるかわからないということがよく起きるんだ。そういう状況で正しい情報が瞬時に入ってくると、自然とサプライズに繋がっていく。確かに皆さんがわからないように最初は情報を制限しているというタイプのストーリー展開が好きだけどね」と作品を作り出す秘訣を語った。また、『スプリット』については「今作を書いていておもしろかったのは、観客が一つのジャンルだと思い込んで見ていると、最後の最後に裏切られるということ。全く違うジャンルの映画を見ていたんだと気づかされるんだ。それをやり切れるかな?というのが楽しかったね」とコメント。

作品を見たファンからのネタばれ全開の質問にも次々と答えてくれた二人。中には、誕生日を迎えたばかりのジェームズにその日をどう過ごしたかと聞くファンも。「今までで一番クレイジーな過ごし方だったよ。ロボットレストランに行ったんだ! クールで素晴らしかったよ」と、東京でお祝いをしていたことを明かしてくれた。トーク中も終始ファンに目配せし笑顔で手を振っていたジェームズ。最後に二人はファンサービスを行いながら客席通路へと移動し、「スプリット、サイコー!」の掛け声とともにイベントは幕を閉じた。

ジェームズへの突撃インタビューも近日公開予定! 『スプリット』は5月12日(金)より全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『スプリット』ジェームズ・マカヴォイ&M・ナイト・シャマラン監督
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