『ピウス13世 美しき異端児』、タイトル&主演を変えて更新へ

アカデミー賞女優のダイアン・キートン(『クーパー家の晩餐会』)と、英国を代表する俳優ジュード・ロウ(『ホリデイ』)が共演した米HBOの新シリーズ『ピウス13世 美しき異端児』が、タイトルを変更して続編を製作することが明らかになった。米Den of Geekが伝えた。

本作のシーズン1の原題は『The Young Pope』だったが、リミテッドシリーズとして製作されるシーズン2では『The New Pope』に変更される。米Varietyによると、クリエイターのパオロ・ソレンティーノと、脚本家のウンベルト・コンタレッロは新シーズンにも続投するという。2018年後半にイタリアで撮影が行われる予定で、視聴者の元に届けられるのは2019年以降のようだ。

Skyイタリアのアンドレア・スクロサティは、「『ピウス13世』と同様に、ソレンティーノが脚本を書いていますが、予想を裏切る紆余曲折が待っています」とコメントした。

また、『ピウス13世』ではジュードがアメリカ人ながらローマ教皇になったレニー・ベラルド役で主演を務めたが、続編では主人公も交代になるとのこと。しかし関係者の情報によれば、小さい役にはなるもののレニーが本作から消えるわけではないようで、ジュードの再登場もあるという。

ジュードは大ヒットファンタジー作品『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で、ホグワーツ魔法学校の理解ある校長として知られるダンブルドアの若き日の姿を演じることが決まり、2018年11月に全米で公開予定の2作目から登場する。(海外ドラマNAVI)

Photo:懐かしい!2005年のジュード・ロウ
(C)Kazumi Nakamoto / www.HollywoodNewsWire.net