アルプスの少女ハイジの実写映画『ハイジ アルプスの物語』、8月下旬に公開決定!

アニメや小説などで日本でも幅広い層から知られているアルプスの少女、ハイジ。その実写映画『ハイジ アルプスの物語』の日本公開が、今年8月下旬に決定した。

原作はスイスの作家ヨハンナ・ シュピリの小説。本国スイスが、未来の⾒えない混迷した時代の今こそハイジの物語が必要だと実感し、21世紀版ハイジとして新たな傑作を⽣み出すべく作り上げた。ハイジ役は、500人の候補の中から選ばれたアヌーク・シュテフェン。アルムおんじ役は『ヒトラー ~最期の12日間~』でアドルフ・ヒトラーを見事に演じた、スイス出身のブルーノ・ガンツが務める。

監督のアラン・グスポーナーは「ハイジの物語は子供の頃に3作品を観た。1970年代のテレビ版、 1950年代のモノクロ版、それに日本のアニメ版だ。どれもお気に入りだったよ。監督のオファーを受けてまず僕はヨハンナ・シュピリの小説を再読したところ、いろんな問題が詰め込まれたすごくパワーのある社会派ドラマに、すごく引き込まれたんだ。作品の根底には"抑圧からの解放"と"自分の居場所を見つける"というテーマがあることに気付いた。これにはワクワクさせられるし、いつの時代にも通じるとても根源的なテーマだ」と述べている。

アルプスの山の大自然に囲まれ、頑固だけれど優しい祖父(おんじ)と楽しく暮らしていたハイジ。ところがある日、大富豪のお嬢様クララの話し相手として、フランクフルトの都会へ連れていかれることに。足が悪く車いす生活を送っていたクララは、明るく素直なハイジに励まされ元気を取り戻していく。ハイジとクララは固い友情で結ばれるが、ハイジは日に日におんじの待つアルプスの山が恋しくなってしかたないのだった...。

なぜ学ぶことが必要なのか、なぜ⼈を思いやることが⼤切なのかを教えてくれる映画『ハイジ アルプスの物語』は8月下旬より、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ハイジ アルプスの物語』
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