『アート・オブ・モア』デニス・クエイド、『アメリカン・クライム・ストーリー』であの大統領を演じることに

『Glee/グリー』を手がけたライアン・マーフィーがクリエイターを務め、米国で実際に起きた事件をドラマ化している米FX『アメリカン・クライム・ストーリー』のシーズン2にデニス・クエイドが出演することが決定。同作でジョージ・W・ブッシュ元大統領役を演じることが分かった。米TV Lineが報じている。

2018年放送予定のシーズン2のタイトルは『Katrina: American Crime Story(原題)』。2005年に米国南東部を襲ったハリケーン・カトリーナが題材になっており、当時物議を醸したブッシュ政権の被害地への対応についても触れていく。

復興を目指して国を導いた当時のルイジアナ州知事キャスリーン・ブランコ役でアネット・ベニング(『キッズ・オールライト』)、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁のマイケル・D・ブラウン長官役でマシュー・ブロデリック(『モダン・ファミリー』)の出演も決まっている。

『オーロラの彼方へ』や『デイ・アフター・トゥモロー』、『バンテージ・ポイント』など映画への出演が多いデニスだが、2012年には米CBSのクライム・アクションドラマ『VEGAS/ベガス』で主演&製作総指揮を務め、2015年からは米Crackleで配信されている本格サスペンスドラマ『アート・オブ・モア 美と欲望の果て』に出演している。

本シリーズはシーズン4までの製作がすでに決定しており、シーズン3では1997年に起きたあの有名ファッションデザイナー、ジャンニ・ヴェルサーチの殺人事件を、シーズン4では第42代米国大統領ビル・クリントン氏と不倫騒動を起こしたモニカ・ルインスキーのストーリーを描く。(海外ドラマNAVI)

Photo:デニス・クエイド(C)Fuminori Kaneko/HollywoodNewsWire.net