多くのTV・映画制作スタジオが密集しているロサンゼルスにて開催されたLAスクリーニング2017。初日は『NCSI ~ネイビー犯罪捜査班』、『ジェーン・ザ・ヴァージン』、『HAWAII FIVE-0』などの作品を手がけていることで知られるCBSスタジオへ! 一足お先に鑑賞してきた作品を紹介しよう。
1.『9JKL』
『ロイヤル・ペインズ ~セレブ診察ファイル』のマーク・フォイアスタイン主演のシットコムで、彼の実体験を元にしている。離婚後、12年ぶりに親元へと戻ってきたジョシュだが、彼の住むアパートの隣の部屋(9J)には過干渉な両親、おまけに赤ちゃんが生まれたばかりの兄家族も隣(9L)に住んでおり"サンドイッチ"状態に。何かと世話を焼いてくる両親との生活を面白おかしく描く。
2.『Wisdom of the Crowd』
『アントラージュ★俺たちのハリウッド』のジェレミー・ピヴェンが演じるカリスマ的なITリーダーのジェフリー。"一人からの情報より集団の意見のほうが優れている"という考えに触発され、目撃者からの情報をアプリ上で募り犯罪を解決していくという画期的なシステムを生み出す。そのアプリを使い娘を殺した犯人を捕まえようとするが、アプリ上では別の犯罪に関わった人物までもユーザーたちが勝手に追い始めていき...。オリジナルはイスラエルのドラマシリーズ。
3.『Instinct』
『暴走地区-ZOO-』のジェームズ・パターソンの小説をもとに映像化した作品。主演は『グッド・ワイフ』のアラン・カミング。精神異常行動を研究している大学教授のディラン。トランプのカードを使った連続殺人事件の犯人がディランの著書を参考にしていることを知ったNYPDのリジーから依頼を受け、殺人鬼を見つけ出す捜査に参加することになる。
4.『Seal Team』
実行部隊ネイビー・シールズのエリート部隊に焦点を絞った新ミリタリーシリーズ。『Bones』のデヴィッド・ボレアナズ演じるジェイソン・ヘイズは誰もが尊敬するチームリーダー。信頼のおけるチームメンバーと共にどんな状況であろうと命令が下ればすぐに危険なミッションへ乗り込んでいく。一方、祖国で待つ家族やプライベートライフとのギャップにも苦しんでいた...。
5.『Valor』
女性初のアメリカ陸軍ヘリコプターパイロットのノラ・マダーニ。極秘ミッションのためにソマリアへと送り込まれるが銃撃され失敗に終わり、司令官のギャロと彼女の二人だけが無事に帰還する。その時に行方不明となりテロリストに拘束されている同僚を救うためにトレーニングへと戻るが未だに痛む弾丸の傷やフラッシュバックに苦しむノラ。そして、誰にも打ち明けていなかった"ソマリアで起きた本当のこと"を言い出せずにいるのであった。『リゾーリ&アイルズ』のビル・ヘイバーが製作総指揮を務める。
6.『Salvation』
『HAWAII FIVE-0』、『リミットレス』、そして今年放送スタート予定の『スタートレック:ディスカバリー』などを手がけるアレックス・カーツマンが製作総指揮を務めるアポカリプスをテーマにしたサスペンス。6カ月後に地球に衝突する小惑星を発見したMITの大学院生リアムとITで大成功しているダリウス(サンティアゴ・カブレラ『マスケティアーズ/三銃士』)。彼らはペンタゴンの報道官グレースとともに地球を救う秘密のプロジェクトを始動することになる。
7.『Twin Peaks』
ブラック・ロッジにてローラから「25年後にまたあなたに会うわ」と告げられたクーパー。それから時が経ち、ツイン・ピークスの町では保安官のトミーが"丸太おばさん"ことマーガレットから「クーパーに関する何かがなくなっている」という連絡を受ける。一方、NYではガラスの箱を見つめるだけという謎のアルバイトをしている青年が恋人ともに得体の知れない何者かに殺害される。また、サウスダコタ州のアパートでは変死体が発見されるのであった...。
※タイトル、クレジットなどは変更になる場合あり。
作品の詳しい紹介はLAスクリーニング2017特集で公開予定。次回のニュースもお楽しみに!(海外ドラマNAVI)
Photo:デヴィッド・ボレアナズ
(C)Megumi Torii / www.HollywoodNewsWire.net