米FOXで4月から放送スタートした『プリズン・ブレイク』復活版。シーズン5に当たる本作には、主役マイケルを演じるウェントワース・ミラーをはじめとするレギュラーキャストが多数続投しているが、スクレ役のアマウリー・ノラスコの出演シーンが少ない理由をクリエイターが明かしている。英Digital Spyが伝えた。
マイケルの元同房者にして親友のスクレは、オリジナル版で全シーズン通して脱獄に関わる活躍ぶりを見せた重要なキャラクター。しかし、シーズン5では出演話数も見せ場も少なく、その点についてクリエイターのポール・シュアリングが語っている。「実際に撮影が始まる前に、かなりストーリーの概要が出来上がっていたんだ。スクレはお気に入りのキャラクターだから、もっと復活版に登場させたかった。だが、全ての登場人物を自然にストーリーに溶け込ませなければならなかったから、(中東で活躍できる)スキルを持たないスクレは、脇役的に走り回る役しか与えられなかったんだ」と理由を述べている。
復活版は中東イエメンが舞台になっているだけに、イスラム教徒でアラビア語が話せるシーノートの登場シーンが増えているようだ。しかし、シーズン6が製作される可能性は低くないとも報じられており、シュアリングも「新シーズンが製作されることになれば、もっとスクレを登場させるかもしれない」ともコメントしている。
『プリズン・ブレイク』シーズン5は、米FOXにて5月30日(火)にて最終話が放送されたばかり。日本では、ブルーレイ&DVDが8月11日(金・祝)よりリリースとなる。(海外ドラマNAVI)
Photo:アマウリー・ノラスコ
(C)Mayuka Ishikaw /www.HollywoodNewsWire.net